もうヨナは逃げませんでした。
ヨナは、たとえ悪い人に殺されても神様に従うと決めていたのです。
ヨナはニネベの人たちに大きな声で話し掛けました。
ヨナ 「皆さん聞いてください。この町の人々が嘘をついたり、いじわるをしたり、喧嘩をしたり、盗みをしています。 そういうことを止めなければ、天の神様はこの町を目茶目茶に亡ぼしてしまいます。 皆さん亡ぼされても良いのですか。」

ヨナは決して叩かれたり、いじめられたりしませんでした。
それどころかニネベの人々は、みな涙を流して悪いことを止めました。
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