盲人
「ああ、いい匂いだ。私をなぐさめてくれるのは、おまえだけだ」
人の心の変わりやすいことを知った盲人は、草花の美しさを愛しました。
盲人は、花をかかえて、いつまでも動きませんでした。
もどる(6/16)
つぎ(8/16)