盲人
「まったくなさけない。町はお祭りというのに、私は真っ暗だ。これは誰のせいだ」
盲人はしかし考えました。
盲人
「私はこのままで終わってはならない」
盲人は必死に光を求めました。肉の目は見えませんが、彼の心は、光を求めてやまなかったのです。
どこからともなく、かんばしい香りが風にのってきました。
もどる(5/16)
つぎ(7/16)