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聖書概論

申命記

(2021-04-03)

 申 命 記:

1、表 題:

A、Deuteromy<申命記>=第2の律法

B、”告げたことば”……ヘブル語原点(1:1)。

C、”第2の律法……70人訳の書名。

D、追想の書巻。

2、著 者:

 モーセによって書かれた。(1:1、31:9、22、24−27)

3、年代、

A、約2ヶ月に渡っている(1:3、34:5、8、ヨシュア4:19)。そして、全放浪期の回顧も含まれている。

B、BC1400年頃に書かれた。

4、鍵 語:

A、Do,Keep,0bserve(ヘブル語の2語)しよう、しようとする、すべき、してくださる、

すべき、する、しなければならない、守る、守り行う………………………………164 

B、Hear (d,ken)聞く、聞き従う……………………………………………………………69

C、Love(s) 心 ………………………………………………………………………………49

D、Love(d,th) 愛する…………………………………………………………………………2

E、Remember(ancr)  覚える、忘れない、思い出す、思い起こす、据える、

  記憶(する)………………………………………………………………………………16

5、鍵 節:

 10:12、13、

6、目 的:

A、神がイスラエルと行った契約に対し、彼らが忠実でなければならないことを思い起こさせるため。

B、イスラエルが約束の地に入り征服し、所有するための備えを与えるため。

7、メッセージ:

A、神への愛こそは律法に従うための正しい動機である。

B、神は神の子達が命令に聞きまた従うことを要求される。

C、従う者達は祝福され、不従順な者たちはのろわれる。

8、アウトライン:

Ⅰ、アブラハムの契約に対する拒絶…………1−4章(歴史的)

Ⅱ、モーセの契約の再確認……………………4−26章(律法的)

   (1)道徳の律法……………4−11章

   (2)儀式の律法…………12−16章

   (3) 民法…………………17−26章

Ⅲ、パレスチナの契約の要求……………………27−34章(預言的)

9、まとめ:

 申命記は、過去を顧みるしたから、将来に目を向けているのである。それはイスラエルのアブラハム、モーセそしてパレスチナ契約との関係を含んでいる。エジプトから出て来た新世代の人々は、アブラハムの契約で約束された土地を拒絶し、荒野で死んだ。今や荒野から出て来た新世代の人々は、その土地に入ろうとしているが、モーセの契約とパレスチナ契約の中で獲得し、維持するために条件が与えられている。

(注)サタンに対して、キリストがこの書巻を用いられていることを考慮に入れ見ること。

               (マタイ4:1−11、申命記6:13、16、8:3、10:20)。

   キリストは旧約聖書のどの書巻よりも多く申命記を引用された。

 

10、キリストの現れ:

 キリストは真実の預言者

 (申命記18:15−19、使徒3−22)また私たちの岩(申命記32:4、18、31、1コリント10:4)として表されている。

 

 

 

 

 

関連聖書箇所:申命記

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