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聖書概論

サムエル記Ⅱ

(2021-03-27)

サムエル記Ⅱ:

1、表 題

A、SamuerI<サムエル>=神にお願いした。

B、列王記Ⅱ巻……70人訳聖書の署名。

C、王制の書巻

D、王の書巻。

2、著 者:

 多分ナタンとガドによって書かれた(歴代誌Ⅰ 29:29 )。

3、年 代:

A、ダビデの即位から彼の死の直前までの、約40年にわたっている。

B、多分 BC970年から900年の間に書かれた。

4、鍵 語:

A、KIug("s dom) 王(の )、王国、王位………………290

B、David("s) ダビデ(の)……………………………286

鍵 句

A、”before the Lord" 主の前に(で)…………………10

B、”enquired of the Lord" 主に伺う、主のみこころに伺おうと

                 …………………4

5、鍵 節

    5:12

6、目的:

A、ダビデの契約、子孫、王座、そして王国を設立するため(サムエル記Ⅱ7章、詩篇89篇)。

B、ダビデの勝利と試練の双方を含む彼の支配を記録するため。

7、メッセージ:

A、忍耐と神への信頼は、主の約束の成就のために必要である。(それはダビデが王になる準備の間における屈辱から

  <サムエル記Ⅰ>、昇進まで<サムエル記Ⅱ>の事によって示されている。)

B、従順は、神の契約に関連する者達に祝福をもたらす(ダビデの治世の最初の20年間に表されている。)

C、ある時には罪が許されても、また、罰せられていることがある。(ダビデの治世の後の20年間に現されている。)

8、アウトライン:

Ⅰ、ダビデの勝利……20年間の祝福…………………………1−10章

   (1)ダビデ:ユダの王(7年間)…………1−4章

   (2)ダビデ:全イスラエルの王(33年間)……5−10章

Ⅱ、ダビデの試練………20年間の裁き……………………11−24章

   (1)ダビデの堕落、免罪と罰………………11ー21章

(2)幕が下りる………………………………22−24章

9、まとめ:

 この書簡は、基本的に油注がれた政治的、宗教的王として示されているダビデの伝記である。ダビデは、”神のみ心にかなう人”(サムエル記Ⅰ13:14)であり、こうして彼は、ダビデの幕屋を設け、詩篇(サムエル記Ⅱ23:1−2)にある礼拝の順序を設定しtのである。

 彼は契約に従い、常に”主の前に伺った”。しかしながらこの書巻はダビデの没落とその悲劇的な結果を記す、唯一の書巻でもある。

10、キリストの現れ:

キリストー”ダビデの子”は新約の礼拝順序を設定した”ダビデよりまさった者”として表されている。

 ダビデの契約は最終的な世界の政治的 (王)、宗教的 (祭司)な支配者としての救い主(メシヤ)の契約である。

 

 

サムエル記Ⅱ:

1、表 題

A、SamuerI<サムエル>=神にお願いした。

B、列王記Ⅱ巻……70人訳聖書の署名。

C、王制の書巻

D、王の書巻。

2、著 者:

 多分ナタンとガドによって書かれた(歴代誌Ⅰ 29:29 )。

3、年 代:

A、ダビデの即位から彼の死の直前までの、約40年にわたっている。

B、多分 BC970年から900年の間に書かれた。

4、鍵 語:

A、KIug("s dom) 王(の )、王国、王位………………290

B、David("s) ダビデ(の)……………………………286

鍵 句

A、”before the Lord" 主の前に(で)…………………10

B、”enquired of the Lord" 主に伺う、主のみこころに伺おうと

                 …………………4

5、鍵 節

    5:12

6、目的:

A、ダビデの契約、子孫、王座、そして王国を設立するため(サムエル記Ⅱ7章、詩篇89篇)。

B、ダビデの勝利と試練の双方を含む彼の支配を記録するため。

7、メッセージ:

A、忍耐と神への信頼は、主の約束の成就のために必要である。(それはダビデが王になる準備の間における屈辱から

  <サムエル記Ⅰ>、昇進まで<サムエル記Ⅱ>の事によって示されている。)

B、従順は、神の契約に関連する者達に祝福をもたらす(ダビデの治世の最初の20年間に表されている。)

C、ある時には罪が許されても、また、罰せられていることがある。(ダビデの治世の後の20年間に現されている。)

8、アウトライン:

Ⅰ、ダビデの勝利……20年間の祝福…………………………1−10章

   (1)ダビデ:ユダの王(7年間)…………1−4章

   (2)ダビデ:全イスラエルの王(33年間)……5−10章

Ⅱ、ダビデの試練………20年間の裁き……………………11−24章

   (1)ダビデの堕落、免罪と罰………………11ー21章

(2)幕が下りる………………………………22−24章

9、まとめ:

 この書簡は、基本的に油注がれた政治的、宗教的王として示されているダビデの伝記である。ダビデは、”神のみ心にかなう人”(サムエル記Ⅰ13:14)であり、こうして彼は、ダビデの幕屋を設け、詩篇(サムエル記Ⅱ23:1−2)にある礼拝の順序を設定しtのである。

 彼は契約に従い、常に”主の前に伺った”。しかしながらこの書巻はダビデの没落とその悲劇的な結果を記す、唯一の書巻でもある。

10、キリストの現れ:

キリストー”ダビデの子”は新約の礼拝順序を設定した”ダビデよりまさった者”として表されている。

 ダビデの契約は最終的な世界の政治的 (王)、宗教的 (祭司)な支配者としての救い主(メシヤ)の契約である。

 

 

 

関連聖書箇所:サムエル記下

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