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聖書概論

エレミヤ書

(2021-03-01)

エレミヤ書

1、表 題 

A、エレミヤ=エホバにより高められる、エホバに任命された。

B、配信者への書巻

2、著 者:

 ユダの家に対し預言した。裁きの預言者と呼ばれるエレミヤによって書かれた。彼は哀歌をも書いた。

3、年 代:

A、エレミヤの務めは、ヨシヤ王の治世に始まり、エホアハズ、エホヤハズ、エホヤキム、エコヌヤ (エホヤ  

 キン)そしてユダの最後の王となったセデキヤの治世に終わる。約66年間(B,C,626ーB,C,560)にわ

 たっている。

B、B,C,620年から560年の間に書かれた。

4、鍵 語:

A、ユダ………………………………………………………………181

B、バビロン…………………………………………………………160 

C、エルサレム………………………………………………………108

D、悪い、悪、悪事、悪いかたくなになる、わざわい………… 7

E、帰る、立ち返る、戻る、返す、向ける、去る、取り返す、そむく、連れ戻す…95

F、捕囚、捉え移される、引いて行く、捕われ人、とりこ、捕虜、……64

G、心、……………………………………………………………………62

H、罪(を犯して)、とが、不正、悪事………………………………52

I、裁き、公義、罰、定め、宣告、…………………………………… 27

J、捨てる、見捨てる、引き抜く、……………………………………24

K、背信、裏切り、………………………………………………………13、

鍵句:

A、主のことば(があった)……………………………………………70

B、万軍の主、イスラエルの神…………………………………………35

C、捕え移され……………………………………………………………25

5、鍵 節:

  2:19、 3:22、 13:19、

6、目 的:

A、歴史的:ユダ王家の最後の5人の王達の歴史、神殿の破壊、町の荒廃、そして国民がバビロン

B、霊的:配信の国民に主のもとに立ち返るようにと呼びかけることを通して、神が恵みとあわれみを示す

 ため。

C、預言的:選民と異邦人の国々との運命について予告するため。

7、メッセージ:

A、主のことばは、配信者達に罪悪を捨て、主のもとに帰るように呼びかけている。

B、全ての悪は、捕囚によって裁かれることは確実である。

C、神が悔い改めるように呼びかけたに後に、神を捨てる人々を神も見捨てられる。

8、アウトライン:

Ⅰ、エレミヤの召命と任命 ………………………………1章

Ⅱ、捕囚前の預言 ……………………………………2章ー38章

Ⅲ、ユダの捕囚…………………………………………39ー52章

Ⅳ、捕囚後の預言………………………………………40−51章

9、まとめ:

 エレミヤは、破壊が到来する前に、エホバからユダへの最終的な訴えを伝えるために任命された

(7:2ー7)。彼はユダ、エルサレム、そして神殿がバビロンの王ネブカデネザルの手のもとにもたらせせられる、避けられない運命を知らねばならなかった(21:1−10)。

 エレミヤのみがバビロン捕囚の期間を70年と定めた(25:11、29:10)。彼はまた異邦人の国々に対する審判のメッセージを持ち(46−51章)また光栄なる新しい契約の到来を予告した。(31章

31−34)

 10、キリストの現れ:

 キリストは、ご自身の民と共に、民のために、そしてその民の手で苦しみを受けられエルサレムの任命された預言者として表されている。彼は義の枝、王、我らの義の主、そして新しい契約の創作者である。

(23、31章)

  (終わり)

 

関連聖書箇所:エレミヤ書

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