(2021-01-19)
ハガイ書
Ⅰ、性格
A、鍵語 後の栄光
B、鍵句 2章7節
C、大 要
(歴史的背景)
BC606年に始まって586年までユダはバビロンの侵略により滅ぼされ民は虜囚としてバビロンに連行された(列王下24章25章)連行されて民族は70年虜囚されていた。BC538年にバビロンはペルシャに滅ぼされた。虜囚ののユダヤ人はペルシャ王クロスの名により解放された(歴代下22、23章、エズラ1章2章)
この頃の指導者はゼルバベルとヨシュアであった。帰国の目的はエホバ礼拝の中心たるべき神殿の再建と復興にあった。ここで民は王の命令と指導者ゼルバベルと祭司長ヨシュアなどなどによって、BC 536年2月に工事に着手した(エズラ3章8−18節)ところが隣のサマリヤ人の陰謀と反対にあって再建工事は中止のやむなきにに至った(エズラ4章23、24)15年間、空白でそのままであった。そこでダリヨス王の2年と6月1日ハガイは預言者として立った。
(彼のミニストリー)
15年間の空白時代の民の怠惰を攻め、工事の続行とうながした(ハガイ1章1節)そこ民はハガイに動かされてダリヨス王の2年6月24日に再び工事に着手した。
ハガイの言にによって従った民にいつでもどんな事をしても負けず工事を続行するようにハガイは励ました。
Ⅱ、分 割
本書の四つの預言集
A、ハガイの預言的命使命第一、 1章1ー15節
1、神殿再建の中止と長期に亘る民の怠慢に対する譴責 1章11、
2、民の悔改めと従順、並びに工事の着手 12−15節
B、ハガイの預言的使命、第二、 2章1−9節
ソロモンに神殿に比較して小規模な神殿を再建の労働の民に対する激励。
C、ハガイの預言的使命、第三、 2章10−19節
民と犠牲と忌み嫌う神の潔けさを恩恵の預言
D、ハガイの預言的使命、第四 2章20−23節
終末の到来と安息の約束
Ⅲ、使 命
御教会の性質に関連すべき書
1、神はご自身に属する者(信者)に神第一主義を要求したもう。
信仰生活(礼拝、奉仕)に於いて。
日常生活に於いて、證し(口、行為)
(終わり)
関連聖書箇所:ハガイ書