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バンクーバーからの近況報告

バンクーバーだより

(2013-03-16)

バンクーバー便り  ’13.3月       Rev..K. Muramatsu
 例年なら、桜が咲きだしているはずが、今年はまだ咲きだしておりません。気温はそんなに寒
くなかったのですが、きっと雨が多すぎて、日照時間が不足したからなのでしょうか。ともかく
桜の満開はまだまだのようですが、庭の水仙などの花々が一斉に咲き出しており春は確実にやっ
てきました。
 いつも私どものことを覚えお祈りくださること感謝致しております。
先日娘のナオミから良い話を聞きました。彼女の友達が大変な家庭の困難に見舞われ苦しみの中
におります。ナオミがいろいろ相談に乗り援助の手を差し出しております。その苦難の中の彼女
が、有名な婦人伝道者Joyce Meyerの書いた本“Never Give up”を読みとてもなぐさめと励まし
を受けたとのことでした。   
 その本の中に、鷲の生態についての記述があったとのこと、鷲は私の最も関心を寄せている鳥
なので、俄然、関心を持って娘の話に耳を傾けました。鷲はその生涯の中で何度か羽が生え変わ
る時があるそうです。そうすると飛べなくなってしまい、巣の中にうずくまってしまいます。そ
んな時仲間が上空から餌を落として助けるのだそうです。その餌を食べ、力が与えられ、やがて、
古い羽が生え変わり、飛ぶことができ、若々しくなって、高く高く飛翔することができるように
なる、聖書の詩篇103篇5節に“あなたの若さは、わしのように、新しくなる”とあるように、
昔の作者はよく自然を観察していたものです。鷲は老いぼれたわしはいないのです、羽が生え変
わるからです。
 その娘の友達が「今私はこのわしのように毛が抜けて飛べない苦難の中にあるが、良き友がい
ろいろ慰め助けてくださることによって今の苦しみを耐え忍ぶことができ、そしてわしの羽が新
しく生え変わるように私も力を得て、苦難に勝利することができるでしょう!」と、娘に話した
そうです。私はそうした話に感動したのですが、同時に娘がそのような話に共感し感動したこと
に驚き、嬉しくなりました。
 さて今年も6月11日―14日と丹波篠山でオルホード講解説教セミナーが開かれます。今回
も参加することを決心いたしました。それでセミナーの前後をかけて、6月6日から20日と日
本へ行きます。
 日本の皆さんに是非お会いしたいと思っております。お会いする機会がありましたらよろしく
お願いいたします。
            バンクーバー村松勝三  2013年3月15日

 

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