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聖書概論

詩篇

(2021-03-13)

詩 篇

1、表 題:

A、Psahms<詩篇>ー賛美の歌(楽器の伴奏のついたもの)。

B、”賛美の歌”……ヘブル語の書名

C、”詩篇”………ギリシヤ語の書名

D、祈りと賛美の書巻

2、著者:

 作者の判明する詩は

A、ダビデの詩……………73

B、アサフの詩……………12

C、コラの子達の詩………10

D、ソロモンの詩…………2

E、モーセの詩……………1

F、へマンの詩……………1

G、エタンの詩……………1

3、年 代:

 作者がたくさんいるため、その期間は、モーセからエズラにわたっている。

4、鍵 語:

A、ほめたたえる、感謝、賛美、誉れ、ほめ歌う、ハレルヤ……189

B、心(の)……………………………………………………………132

C、直ぐな人、正しい、正しい者、義、正義、公正、……………132

D、歌う、歌、…………………………………………………………122

E、悪、悪い、悪を行なう 悪意、悪意をもって、悪人、悪者 (ども)

  悪口をいう、卑しい、邪悪な、不正、破滅、害………………109

F、BIess祝福 (神が人に対する時)、ほめたたえよ(人が神に対する時)

 BIessed 祝福、。幸いなことよ、ほむべきかな、BIessinY (祝福)…102

G、悪い、悪、悪事、悪口、よこしま、わざわい、善、善良な、良い、幸せ、

  繁栄い、良いもの、いつくしみ、いつくしみ深い、素晴らしい、幸い、

  しあわせ、繁栄………………………………………………………102

H、悪い、悪、不法、不正、不義、悪意、罪、とが、…………………98

I、祈り、祈る、……………………………………………………………39

5、鍵 句:

 150:1−6

6、目 的:

A、神と人の基本的教理や、創造と贖いにおける両者の関連性を、詩歌の形で保存するため。

B、神を賛美し、礼拝する義人の祝福された姿と、神を拒む不義な者への裁きを示すため。

C、霊とまことによる神への正しい態度と、礼拝の方法を紹介するため。

7、メッセージ:

 罪を捨て、とがを離れた、正しい善き者のみが、祝福され、心から主に向かって、賛美と礼拝を捧げることができる。

8、アウトライン:

 古いヘブル人の言い伝えに、『モーセはイスラエルに5巻の律法を与えそれらに呼応して、ダビデはイスラエルに5巻の詩歌を与えた』とある。

Ⅰ、人類に関する創世記の巻………………………1−41篇

Ⅱ、イスラエルに関する出エジプトの巻…………42−72篇

Ⅲ、聖所に関するレビ記の巻………………………73−89篇

Ⅳ、地と国民に関する民数記の巻…………………90−106篇

Ⅴ、神の御言に関する申命記の巻…………………107−150篇

9まとめ:

 詩篇は、それら自身が、”ミニ聖書”である。創造と贖いの計画に関する神と人間との関係において、おそらく全ての課題は、詩篇の大いなる主題の中に、引き合いに出されている。ほとんどの時は、次の分類のどれか一つの中に分けることができる。ーーメシヤの詩、悔悟の詩、呪いの詩、アクロステックスの詩、ハレルヤの詩、都上りの詩、歴史の詩、教訓の詩、中には、全ての機会に対する詩やあらゆる感情、望み、願い、

感動に適切な詩、そして人の生活や心情の表現にあった詩がある。詩篇は聖書の心そのものを表している。

(注)メシヤの詩は、キリストの出現以前から永遠の王座までの全生涯を描いている。

  アクロステックスの説明(各行の文字をつづるヘブル語のアルフアベットでできた詩になっていてる)

10、キリストの現れ:

キリストは、教会の中で(ヘブル2:12)ほめ歌う神の”愛する者”として表されている。

  (終わり) 

  

 

関連聖書箇所:詩篇

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