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聖書概論

ミカ書

(2021-01-14)

 ミカ書

1 性 格

 A、 鍵 語=あなたのような神が、ほかにあるでしょうか……7:18節

 B、 鍵 句=6章8節

 C、 大 要

1、時期 

 著者ミカの活躍した存命期間はBC749〜697年の523年に到っている。

ミカはアモス、ホセアの後輩でサマリヤの陥落、又、イスラエルの滅亡を予言したばかりではなく見て

 ( BC 722年)実際に経験した人である。

2、ミカについて

 モレシュテ人(1:1)でエルサレムより遠く離れた田舎者であったので性格にもそれが現れている。

大衆的な預言者である。イザヤとは全く異なっているが、預言の本質には異ならない。

3、歴史的背景

 アモス・ホセアと同一

Ⅱ、分 割   (反復的な書物)

A、審判の警告  1章、3章

1、イスラエルの審判に対する預言  1:1〜9節

2、イスラエルの審判に対する哀歌    10〜11節

3、社会の正当審判          2章、

4、指導者の堕落に対する警告     3:1〜8節

5、あやまった偽りの確信と首都の荒廃 3:9〜12節

 

B、回復の約束  4章、5章 

1、万民、万国の中心たるエルサレム  4:1〜5節

2、虜囚者の復帰           4:6〜13節

3、メシヤたるイエスの来臨と選民の聖別 5章

 

C、エホバと神の論争  6章ー7:6節

1、7章18節 あなたのような神が、ほかにあるでしょうか。……7章18節

  神の本質を教える。=憐れみと寛容。 

  7:19節 罪を赦すだけではなく、それを完全に取り去る。海の底へ

  6:8節 神の義 

2、5章2節 キリストの降誕

3、ミカ書の句が四福音書に引用されている。5:2節=マタイ2章1〜6、   引用、成就

                     7:6節=マタイ10章35、36、

 

   (終わり)

 

関連聖書箇所:ミカ書

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