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バンクーバーからの近況報告

こちらバンクーバーはすっかり秋

(2006-10-3)

主のみ名を賛美いたします。

こちらバンクーバーはすっかり秋となりました。

先日、こちらの新聞にこんな詩が載りました。

End of summer Our maple tree

Drops the first yellow leaf

And summer is over

Just like that --Lin Cao

これは今流行りだした英語の俳句だと言うことです。英語の俳句面白いですね。



日本でも、報道されたと思いますが、あのペンシルバニアのアーミッシュの町の学校で少女たちが残酷に殺された事件。アーミッシュは自動車、電話、テレビな ど文明の利器をまったく使わない昔の開拓者と同じ生活をしている人たちです。ですから私は偏屈な、融通の効かない人たちかと思っておりましたが、彼らはと ても信心深く、やさしい人たちであることが、この事件を通して分かりました。

彼らは、娘たちを殺されたにも拘らず、極悪残忍な犯人を赦し、 その母のために 祈っていると言うことです。普通この種の事件では殺害された者の親族が、憎しみと怒りで取り乱し、大混乱がおきるのですが、彼らは実に静かにその悲しみを 噛み締め、キリストの赦しを思い起こし、赦すことを心に決めているとのことです。

事件の真相を調べている警察はあまりの違いに驚き、戸惑っ ているほどで す。まだ瀕死の重傷を負って入院している少女たちが何人か居ます。アーミッシュの人たちは、その生活信念から、保険と言う物に入っていません。それで、や はり絶対平和主義のカナダのメノナイト教会は献金を募り、アーミッシュの人たちに送っているとCBCニュースが伝えております。

私は、以前 から一度アー ミッシュの町に行ってみたいと思っておりましたが、ますます行きたくなってしまいました。私のような興味を持つ人たちが多いようでアーミッシュの町が観光 客で満ちるようになっているとのことです。アーミッシュの人たちは自分たちの町が観光地化することを願っておりません。アーミッシュの人たちが世俗の流れ に染まらず彼らの信念に従って静かに何時までも平和に暮らすことができるようにと願わざるを得ません。

この10月、三ツ橋先生がボストンの教会での奉仕を終え、日本へ帰る途中私どもの所へ寄って集会を持ってくださいます。(16日—19日)

私は、アリゾナのフェニックスにある日本人教会に招かれ、サキソホンの演奏とメッセージの奉仕をいたします。(19日—23日)よき奉仕ができるようお祈りください。

皆様のお祈りをいつも感謝いたしております。

              主にありて、バンクーバー村松勝三

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