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聖書概論

箴言

(2021-03-06)

箴 言:

1、表 題 

A、 Proverb< 箴言 >=比較

B、教育の書巻、

C、知恵の書巻、

2、著 者:

 多分最後の2章以外は、ソロモンによって書かれ、また集められた(列王Ⅰ、4:32、伝道12:9)

3、年 代:

 大部分はソロモンによって書かれた(約B,C,950年)。しかし、ヒゼキヤ王(約715年:25:1参考)の時まで完成しなかった。

4、鍵 語

A、知恵、思想、悟り、すぐれた知性…………………124

B、愚か、愚か者、愚かな者…………………………… 97

C、心……………………………………………………… 85

D、悟り、英知、分別、理解、聡明、

  思慮、利口、正義、わかる………………………… 66

E、知識、………………………………………………… 42

F、凝らしめ、戒め、訓戒……………………………… 27

G、公義、公正、正義、さばき、さばく……………… 18

鍵句:

A、”主を恐れること”…………………………………… 16

5、鍵 節:

 1:7、  9:10、

6、目 的:

A、書巻の目的は、1:2−6節に明確に語られている。

B、この悪の世界で、毎日の生活の中でのいろいろな分野に、神の知恵を適応させることを表すため。

C、知恵と愚かさを定義し、対照するため。

7、メッセージ:

A、敬虔なクリスチャン生活は、1:2−6節に明確に語られている。

B、知恵の結果は、愚かさの悪の結果よりはるかにまさっている。

8、アウトライン:

Ⅰ、序………目的………………………………………1:1−7

Ⅱ、”わが子”への知恵のことば……………………1:8−9:18

     15の教訓的詩の結果

Ⅲ、ソロモンの箴言…………………………………10章ー22:16

   375句の個々の箴言の結集

  A、対称的箴言………………………10−15章

  B、完成形と比較形箴言………16章−22:16

Ⅳ、知者のことば………………………………………22:17ー24:34

     35の箴言と短い詩の結集

Ⅴ、ヒゼキヤによって集められた箴言………………………25−29章

     127の箴言

Ⅵ、アグルのことば………………………………………………30章

Ⅶ、レムエルのことば…………………………………………31:1−9

Ⅷ、アクロステック的 有徳の女性……………………………31:10ー31

 

9、まとめ:

 ”詩篇は霊的生活のためのもの、箴言は実際的生活のためのものである”と言われている。この書巻には、預言は含まれず教理もわずかしか無いが、そのかわり教訓的書巻として日常の生活に神の知恵を適用させている。悪友、不道徳、不摂生、口論、うそ、商いでのたくらみ、わいろを取るなど、事柄について警告している。また怠け心、不精、誇り、貪欲等を非難し、貧しい人々に寛大であることを命じている。さらに、主を恐れること、子供が両親にに従うこと、両親は正しく子供たちを訓練する義務があり、そして家庭における婦人の役割を教えている。そして家庭における婦人の役割を教えている。そしてまた、社会に出ようとする青年にための特別な教訓が含まれているのである。

10:

 キリストは神の知恵(コリント前1:24、30)、”知恵と知識との宝が全て隠されている方”(コロサイ2:3)として表されている。特に知恵が人格化されて語られている部分に注意せよ(1:20−33、8:1−36)。

  

 アクロススティック的とは? 各行頭の文字をつづるとヘブル語のアルァベットでできた詩にいく。

 

(終わり)

 

関連聖書箇所:箴言

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