アモス (ホセアの10年前)
1、性格
A 鍵 語 エホバの刑罰 (イスラエルに対して)
B 鍵 句 5:20 主の日は暗くて、光がなく、薄暗くて輝きがないではないか。
(マタイ24:29節)
C、大要
1、先のホセア書がイスラエルに対していつくしみ深く憐憫であるのに対して、本書は電光の如く、
そして火のような意思と厳格な強さをもって書き現わされている。
2、アモスが預言者として立った歴史的背景(ホセアと全く同じ)
Ⅱ 、著者
アモス 1:2節=BC 760年頃、南朝の人、選ばれてきた北朝イスラエルのために預言した。
テコア(ユダ)エルサレムより12哩
牧者(1:1節) 百姓(7:14節)
性格 ホセアとは性格的に真反対
ホセア ”感傷的、柔らかさ、愛の預言者
アモス 意志的、厳しい、鋭く責める、審判、義の預言者
Ⅲ、分 割
A、選民をめぐる諸民族に対する刑罰的予言 1:3〜2:3節
1、ダマスカスに対する預言 1:3〜5節
2、ガザに対する預言、 6章〜8章
3、ツロに対する預言、 9章〜10章
4、エドムに対する預言、 1:11、12節
5、アンモンに対する預言 13節〜15節
6、モアブに対する預言 2:1〜3節
B、選民に対する刑罰的予言 2章4〜16節
1、ユダに対する予言 2章4、5節
2、イスラエルに対する 6〜16節
C、北朝イスラエルの罪に対する譴責 3章〜6章
D、イスラエルに対する審判の異象 7章〜9章10節
E、イスラエルに対する回復の約束 9章11〜15節
Ⅳ、使 命
アモスの重荷がイスラエルの刑罰の預言であった如く本書の使命の主眼も己が民の罪に対する神の厳格な取り扱いと容赦のない刑罰にある。
ヨハネ16章8節、とヘブル4章12、13この問いに訴える事がアモス書に共通している。
Ⅴ、神は必ずご自身を顕現なさる。
4章13節==その名を万軍の神、主という
5章4、6節==あなたがたは私に求めよ、そして生きよ。
逃れるべき道を備えてくださる主(1コリント10章13節)
1章、2章 三つの罪あり四つの罪あれば。神の寛容、悔い改めをうながす。
(終わり)
関連聖書箇所:アモス書
聖書箇所
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