ヨエル
1、性格
A 鍵語=エホバの日に
B 鍵句=2:23
C、大 要
1、本書はやがて来る四大帝国のイスラエルの対する恐るべき侵略と蹂躙とを民族に警告した虜囚前の予言
である。
2、本書の予言は歴史的期間が長い、それは単に前期にとどまらずペンテコステの聖霊降臨に始まる異邦人
の時代、更に、エホバの日(神の最後の審判)までを物語るほど期間は長く視野は古世界的である。
Ⅱ、著者 ヨエル
BC890年頃、ヨアシの時代に生きた人と考えられている。
Ⅲ、他書との関係
使徒行伝・黙示録
使徒2章16〜ヨエル書は使徒行伝のために書かれたものと考えてもよい。
黙示録=神の審判
Ⅳ、分 割
A、エホバの日来臨の象徴 1章1〜2章27節
(来るべき四大帝国ーイナゴの来襲)
1、4種のイナゴの来襲と作物の絶無の予告。1章1〜27節、
2、1の解訳的な警告 2章1〜27節、
B、エホバの日の来臨の結果
(いなごの来襲ー民の祝福)2章28〜3章21節)
1、選民回復の内部的準備としての聖霊傾注 2章28〜3章2節
2、 外的 諸民族の審判 3章1〜16節
3、 全面的完成3章17〜21節
ⅴ 使 命
運命の転換の可能性、
本書は悔い改めの書
ペンテコステの聖霊降臨
(終了)
聖書箇所
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