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このWEBサイトは生駒聖書学院創立者であるレオナード・クート師の当時の資料を保存、共有しています。聖書の学びの助けになれば幸いです。

バンクーバーからの近況報告

日本行きを楽しみにしています

(2010-06-03)

まもなくと迫りました、日本行きを楽しみにしています。日本を離れて長く異国の地に住んでいると日本が懐かしくてたまらなくなります。このところ日本のニュースを聞くと、胸が騒ぎます。
政治が激変しています。口蹄病の蔓延、経済の落ち込み、日本の外にいるから、余計に心配になります。そう云えば、天候の激変も気になるところです。だから、今回の訪日で日本の状況を肌で感じとることができるでしょう。
 そして、何よりも、この僕をお招きくださった、教会、親しい方々とお会いでき旧交を温めることができることは何よりもうれしいことです。
こちらバンクーバーは今や緑がいっぱいとなり、萌え出ずる緑の香にむせぶほどです。そして夜10時ごろまで明るいとは、驚くばかりです。ビーチに行くと多くの若者たちが、夜遅くまで、ビーチバレーボールに興じています。
 あまりにも快適な環境の故か、教会に足を運ぶ者が少ないのではないかといわれております。
統計によると、バンクーバーは最も教会に行くものが少ない街で人口の4%以下という事です。
私 どもも開拓伝道を初めて6年となろうとしているにもかかわらず私どもの教会は微々たるものです。ところが、最近親しくなった韓国人宣教師に聞きました。彼 の属するメノナイト韓国教会は開拓7年目で3千人になったということです。そしてその教会から世界に200人の宣教師を送り出すビジョンを持って張り切っ ているとのことです。その彼は、医療宣教師としてカンボジアにこの8月に遣わされるということです。たとい韓国人が多いといっても、バンクーバーという異 邦の地でこんなに盛んとなるとは、住む環境の故ではないことが教えられます。ともかくその韓国人教会の牧師はとても熱心、パッションに満ちておるようで す。宣教に対する熱心さが必要なんだと思うのですが、韓国人と日本人との民族的違いもあるのだろうか、ともかく私どもの教会はいまだに15、6人の礼拝を 持っています。
 今回の訪日の主目的は、オルホード講解説教セミナーに参加することです。そこでの主題は「伝道説教」となっていますので、私の開拓伝道に大いに役立つことでしょう!そして方法論ばか
りでなく伝道のスピリットに満たされることを願って参加いたします。
 神様のお恵みと祝福が皆様の上に豊かにありますように、皆様のお祈りを心から感謝しつつ、
  主にありて、 バンクバー村松勝三 2010年6月10日

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