バンクーバー便り(2011/8)

バンクーバー便り 11.8月暑中お見舞い申し上げます。もう、さすがの暑い日本の夏も峠を越したことだと思います。こちらは、大変涼しい夏をすごしていますが、時には涼しすぎるほどです。日本の暑さを半分いただきたいと思うほどです。本当に長いことご無沙汰してしまいました。私どもは元気に暮らしています。娘がこの夏、青じその苗を3本ほど庭に植えました。それを時々摘んで、食べております。それを食べるたびに、日本への思いがククックとこみ上げてきます。この気持ちお分かりいただけるでしょうか?先日、日本へ帰った人からの便りに、夜になるとすさまじい蛙の大合唱で、眠れないほどだ、とのこと。日本を思い出させる便りでした。私はこの1週間、例年のBC州音楽教師講習会に参加してまいりました。毎日朝から晩まで吹奏楽を演奏しました。演奏中フルートのすばらしい独奏が聞こえてきました。それもそのはず、バンクーバーシンフォニーのフルート奏者でありました。バンクーバーシンフォニーから何人もの奏者も参加しておりました。又私と同じサクソホン奏者の一人は、世界的なクラシックSAX奏者の ジュリア ノランでした。彼女はBC大学のサクソホン課の教授でもあります。その音色を隣席で直に聞いて痺れてしまいました。本当にサクソホンの音色はきれいだなーと感激しました。その講習会が終わり帰り支度をしていると、合同吹奏楽団の指揮と指導をして下さったテキサス大学の教授であり全米の吹奏楽指導者であるクライダー博士が私のところに来られ『講習会中一度も個人的に話ができなかったから、お別れですが、挨拶しなければ、、、』と、わざわざ私のところに来て握手を交わし、しばらく話し合いができました。こちらの講習会では、先生であれ生徒であれ実に気楽に話せるものです。それにしても私のようなものにも向うから話しかけてくれるとは何とクライダー博士は謙遜だなーと感心した次第です。さて今度の土曜日(20日)祈のうちに待っておりました平野功子さんの洗礼式がもたれます。平野さんは“ものみの塔の信者”でした。だから洗礼を受けることを、すなわち改宗することを長らくためらっておりましたが、この度思い切って決心したのでした。聖書の真理に固く立つ信仰を確立したのです。それだけに喜びはひとしおです。ものみの塔はこちらでも盛んです。ですから平野さんの証は貴重です。どうか洗礼式のためお祈り下さい。まだまだ暑い折り、お体大切に         主にありて、バンクーバー村松勝三 8月18日

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