バンクーバー便り(2013/2)

バンクーバー便り ’13.2月  Rev. K.Muramatsu 日本は今最も寒い季節を迎えているのではないでしょうか、こちらは12月を過ぎるとだんだん暖かくなります。 私の孫のオリビア(次女ルツの長女)が16歳になりました。ニューイアーベビーでしたので誕生日の翌日すなわち1月2日に自動車免許試験場にゆき、見事に免許をとってきました。百問中一つ間違えただけで合格したとのこと。こちらでは16歳になると自動車免許証が取れるのです。そして1月19日に誕生会を盛大に持ちました。こちらでは特に女の子の場合Sweet Sixteen Birthday Party(スィート16歳誕生会)を盛大に持つ習慣があります。オリビアは自分で豪華な招待状を作成し、そのため、近くの市民会館のホールを借り、100名以上の参会者を集めました。クラスメートはみんな16歳ティーンエイジャーばかり、それはそれは賑やかな集まり、大音響の音楽に合わせ、体を激しく動かして、ダンスダンス、年寄りの私たちは全くついて行けません。ただ呆気にとられるばかりでした。女の子はイブニングドレス、男の子は蝶ネクタイの正装、会場はまるでアメリカ映画を見てるようなものでした。嬉しかったのは、通っている教会の牧師家族も招き出席してくださったことです。教会の友達もたくさん出てくれました。 私たちに現在、4名の孫たちが与えられています。孫の一番年上が、オリビアで16歳、最も若い孫が長女ナオミの子、ジェイミーも2月末で6歳となります。本当に孫たちは可愛いものです。孫たちに囲まれると本当に幸せいっぱいとなります。末孫のジェイミーも健やかに育っています。夜眠るときなかなか寝付きません、母親がなんとか寝かしつけようとしても寝つきません。それでしまいに、母親が怒ってベッドに置き去りにします。すると本人もすまないと思うのか“ちちみこみたまのおおみかみに・・・”と、礼拝の最後に歌う“頌栄”を歌いだし、歌いながら眠りにつくとは、本当に子供は何をしだすかわからないものです。私は3人の娘を育て上げました。末娘がかたずけば本当にホッとするでしょう。それぞれ、娘をそれは、それは可愛がって育てたものです。ところが娘が成長し親ばなれしてしまいました。なにか物寂しくなりました、空の巣症候群になりそうでした。しかし神様は絶好の配剤者です、そんな私たちに孫を与えて下さり、孫はそれはそれは可愛いいものです。神様は私たちの人生を良きに導いて下さるものだとつくづく感ずる次第であります。孫に囲まれると本当に目尻が下がり、孫が欲しいものなら何でもやるよと言いたくなってしまいます。 若い時恋愛に夢中になり、結婚し幸福感にしたり、子供が与えられ、子育てに夢中になり、子供が巣立ち、味気なくなったかと思いきやすぐに孫が与えられ、また孫に夢中になれます。神様はそのように私たちの人生を配剤してくれるのですね、孫に囲まれ幸福感に浸る今日この頃であります。 神様のお恵みがみなさまの上に豊にありますように、 バンクーバー村松勝三 2013年2月6日

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