第2章 異邦人の救いの方法
注:
【1】毎日4~5時間エペソ書を研究したとしても研究しつくすということは不可能である。
故に聖書学院における研究は、単なる導きであって、その研究は皆さんの一生涯の勉強であるべきである。
エペソ書は聖書中でも最も重要なる書であることを覚えよ。
【2】先に述べた如くエペソ書には全体を通して3つの明確なる真理が述べられている。すなわち
A.恵みにより高く上げられた信者の地位(特に1章に示されている)
B.キリストの身体・・・2章
C.信者は高く上げられた立場に従って歩む。
【3】2章において未信者に対する救いの方法が述べられている。
◆分割
X.救われる以前・・・1節~3節
Y.神の大いなる愛と哀れみの御業・・・4節~10節
Z.異邦人とユダヤ人との比較・・・11節~13節
XX.異邦人とユダヤ人はキリストにあって一つとせられた・・・14節~18節
YY.教会~キリストを通して神の宮・・・19節~22節
【4】救われる以前の状態
◆分割
a.罪過と罪とによって死んでいたもの・・・1節
b.この世に従って歩む・・・2節
c.空中の権を持つ君(サタン)に従って歩む
d.不従順の子らに従って歩む・・・2節
e.肉とその思いとの欲に従って歩む・・・3節
f.生まれながらの怒りの子・・・3節
【5】神の愛と哀れみ
◆分割
a.哀れみに富む神・・・4節
b.大きな愛・・・5節
c.神はキリストと共に生かし・・・5節
d.キリストイエスにあって甦らせ・・・6節
e.キリストイエスにあって座に着かせ・・・6節
f.どこ?天上で・・・6節 1章13節と比較せよ
g.目的? 富を来るべき世々に示すため・・・7節
h.強調する・・・8節~10節
x.恵みにより
y.信仰により
z.自身からではなく
xx.神の賜物
yy.行いによるのではなく
zz.信者は神の御業である
【6】異邦人とユダヤ人の比較・・・11節~13節
ユダヤ人
a.割礼
b.キリストとの約束
c.選ばれた民
d.神と契約を結ぶ
e.永遠の希望
f.神にある信仰
g.近いもの
異邦人
a.無割礼
b.キリストを知らず
c.外国人
d.契約に縁がない
e.希望もなく
f.神なく
g.遠いもの
【7】13節 ところが今は
キリストイエスにあって、キリストの血によって、近いものとなった。
【8】ユダヤ人と異邦人・・・キリストにあって一つの身体・・・14節~18節
a.キリストは私たちの平和・・・14節
b.ユダヤ人と異邦人を一つにされた・・・14節
c.隔ての中垣を壊された・・・14節
d.キリストは自分の肉によって2つの間の敵意を取り除く・・・15節
e.十字架によって2つの身体を1つのものとして和解させる・・・16節
f.遠く離れている者にも、近くにいる者たちにも、平和を宣べ伝えた・・・17節
g.キリストによって両方の者が一つの御霊の中にあって父の御許に近づく・・・18節
【9】神の宮なる教会・・・19節~21節
a.異邦人はもはや宿り人でも異国人でもない・・・19節
b.聖徒たちと同じ国籍・・・19節
c.神の家族・・・19節
d.使徒たち預言者たちの土台の上に立てられた・・・20節
e.建物全体が組み合わされた・・・21節
f.成長する・・・21節
g.「主にある聖なる宮」「神の住まい」「聖霊を通して」・・・21,22節