バンクーバー便り(2013/5)

バンクーバー便り ’13.5月       Rev.. K.Muramatsu. もう初夏の候となりました。私の家のシャクナゲがとても綺麗に咲いています。私はシャクナゲの花が大好きです。いろいろな花色がありますが、一番好きなのは、日本の暑い時、美味しく食べる“イチゴ氷”のような色のシャクナゲです。これは私にノスタルジーを与えるからでしょう、なんとも味わい深い透きとうったイチゴ色のシャクナゲです。 好きな花といえば、ドッグウッドの花もです。白い地味な花です。私は、以前はこの花がどうしてBC州の花であるか理解できませんでしたが、今になってこの花の奥ゆかしく、乙女のような純真で、純白なところがまた何とも言えない趣を与えてくれ、州花とされた事に頷けるのであります。 近くのクイーンエリザベスパークに行くと、新緑の木々のあいだで、奥ゆかしく咲いている姿を見ることができます。 先の日曜日は“母の日”でした。教会での行事を終え、娘のナオミの家に家族全員が集まって母の日を祝いました。孫の4名も入っていますのでそれはそれは大所帯となりました。家族が集まると、話は、皆英語となってしまいます。カナダに住む以上仕方ないことであります。 ところが今回、驚くべきことが起きました。孫たちが集まって何やら話しているのですが、何と!フランス語でしゃべっているではありませんか、驚くべきことは、昨年9月からプレスクール(幼稚園)に行きだした孫娘のジェイミーまでが、そして、小学校1年となった、イーサンもフランス語で悠々と喋っているではありませんか。 ご存知のようにカナダは英語とフランス語が国語となっています。フレンチイマージョンスクールに子供をゆかせればフランス語が自然と自由にしゃべれるようになるわけです。孫たち4人はフレンチイマージョンに行っているから、孫たちが集まるとフランス語で、親たちが入ると英語で、となるわけです。 それにつけても、ちょっと学校に行ったばかりの、ジェイミーがフランス語をしゃべれるようになるとは、子供の語学習得能力のすごさに驚くばかりです。 まもなく日本へ行きます(6月4日―20)日本の皆様とお会いできるのを楽しみにしています。皆様のお祈りを心から感謝しつつ、                      バンクーバー村松勝三  2013年5月17日

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