バンクーバー便り(2012/10)

                     Rev Katsumi Muramatsu主のみ名を賛美いたします。一夜明けると、街路樹が真っ赤になっておりました。私の家をご存知の方ならお分かりいただけるでしょう、家の前の大きな木(樹名をまだ知りません。)の無数の葉が全部赤く染まっているのです。木の下から上を見上げると驚嘆するほどの美しさです。“アア秋だなー!”と感じ入っています。大きな木なので、リスの家族が住むようになりました。かわいい姿を私の家のベランダに現します。内の馬鹿猫が飽きもせず、そのリスを狙って飛び掛るのですが、リスは簡単に体をかわし、木に登っていきます。よく観察すると、内の猫は20ポンド(約10kg)の太っちょ猫ですが、リスは何も怖がらず、むしろリスのほうが強いらしく、猫を威嚇して猫がたじたじとなってしまうのです。どうも猫もリスもその対決を毎日楽しんでいるようです。私はこっそりリスのえさのピーナッツを用意しておきます。それを知ってリスは毎朝現れます、とてもかわいらしいです。 先に、秋の伝道キャンペーンの標語“Be a Contageous Christian ! ”について書きましたが。それについての説教がなされました。神学的な解説、聖書からの説明、そして教会史からの意味合い等々いろいろな説得を持って“Be a Contageous Christian ! ”について説明されました。大変教えられました。教会史からの説明も面白いですね、初代クリスチャンたちは周囲の人々から,また施政者たちから、疫病持ちのように忌み嫌われたり排斥されたりしたものです。しかしクリスチャンたちは“キリストの証人”として堅く立ったのです。Contageous Christianとはまさに“キリストの証人”であります。神学的、聖書的、解説はさておき、要するにContageous Christianは難しく考えなくても“自分の通う教会に新しい人が来たらそれを心から喜ぶ者”だ、との説明に成程と思ったのです。今日、自分の信仰を守るだけで精一杯で他の人の事なんか考えられないという人が多い中、何とか新しい人を教会へ誘いたいと思う人がContageous Christianであるのです。自分の胸に手を当て、自分は本当に新来者を喜んでいるかどうかを見てみる必要がある。教会員皆がこうしたContageous Christianとなったらどうだろうか、きっと教会は満ち溢れてくることだろう!  皆様のお祈りを心から感謝しつつ、バンクーバー村松勝三 10月18日

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