バンクーバー便り(2010/4)

バンクーバー便り ‘10.4月もう4月も終わりとなってしまいました。こちらバンクーバーも新緑の候となり神秘的とさえ思われる美しい景観を呈しております。庭々ではローンカッティングがされ、そのさわやかな香が漂ってきます。芝の香を嗅ぐとまさにバンクーバーだなーと実感するのは私だけではないことと思います。バンクーバーに暮らしたことのある人ならあの芝のにおいをきっと懐かしく思い出すに違いありません。4月中旬ボストンでの伝道を終えられた、和歌山の三ツ橋先生が私どものところに寄って下さいました。 いつものように、先生を迎えて、一晩特別集会を私の家で持っていただきました。火曜日の夜なので出席者がどれほどあるか心配しましたが20名近くの方々が我が家に集まり、信仰とは神の言葉に服従すること、と力強く語られた三ツ橋先生のメッセージ、そして出席者一人一人からの心からの証を聞くことができとても充実した集会となりました。 特に私は、このイースターに受洗者がなく大変落胆しているときでした。この脳天気な村松でも落胆、悲嘆にくれるときがあるのです。 どうして洗礼を受けようとする人が与えられないのか、この僕の能力と働きが十分でないのか、勿論救いは神様の業であり、この無力な僕の業によることではないことは重々わかっているのですが、それでも自分の力のなさが責められ落胆失望させられてしまうのです。 こんな時に三ツ橋先生が来てくださったのは神様の恵みでした。三ツ橋先生は和歌山の印南という無人駅の町で50年以上も地道に誠実に伝道してこられた伝道者・その先生が印南を基として世界に伝道されておられる、その姿を見、先生から励ましと慰めをいただきとても力づけられました。 伝道者はその働きが、認められなくとも、ただただ神さものみ言葉に忠実に従い、救霊のため労苦を惜しまず永続して働くことが大切、と三ツ橋先生に諭されました。 実際にそのように働いてこられた三ツ橋先生からの言葉は本当に力強く私の心にしみとうりました。 私はこのような伝道の先輩先生に出会うことができ本当に幸せと思いました。  もう5月です、6月のオルホード講解説教セミナーに参加するため日本へ行く日が近づいてきました、。 その訪日をとても楽しみにしております。又いくつかの教会で奉仕することができること、日本のかたがたとお会いできることを、心待ちにしております。 皆様のお祈りご配慮を心から感謝しております。 主にありて、         バンクーバー村松勝三  4月28日

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