イエスの宣教命令

見よ.わたしは、世の終りまで、いつも、あなたがたとともにいる

(マタイ28章20節)

Surely I am with you always , to the very end of the sge.” (Matthew 28: 20 )

New intenatiional Version.

一、大宣教命令(マタイ28章20節)

今からやく二千年前ガリラヤの山で、復活されたイエスが11人の弟子に出会い、最後の言葉を 残されました。マタイ28章18ー20節を読みましょう。これは主イエスが教会に与えた使命です。どうしても果たさなければならない大切な命令という意味 で、大宣教命令と呼ばれています。権威ということばは私たちには抵抗があるかも知れません。親の権威、社会的権威、国家の権威など時代と共に変化します。 しかし、ここでいう権威は、人間的な権威以上の権威  天と地を創造し、支配し、死をも克服してよみがえられたイエス・キリストの変わらない権威です。こ の権威のもとに命令が与えられたのです。
この命令を実現するために、私たちにも積極的な行動が求められています。この使命はあまりにも大きすぎ ると思いませんか!現実の小さな自分と自分の世界  家で、会社で近所の人々とお付き合いの中で時には傷つき、時には悩み込んでしまう、こんな私にいった い何ができるのだろうか   と思うこともあるでしょう。しかし目を上げてこの命令を下さったイエスを見つめましょう。
イエスは『いつも、あ なたがたとともにいます』(20節)。と約束して下さいました。うれしいときも悲しいときも、いつも、そして世の終りまで共にいてくださるのです。なんと 大きな励ましと慰めでしょう。イエスの弟子たちは、あらゆる国の人々に宣教し、教会を建て上げていきました。この使命は最初の弟子だけではなく、イエスを 信じ従う人々に、今も受け継がれています

二、聖霊と宣教の働き(使徒 1章3−8節)

イエスは大宣教命令の後、聖 霊に満たされまでエルサレムにとどまるようにいわれました。聖霊は神です (ヨハネ4章24節)。父なる神、子なる神と同等の三位一体の神です。この聖霊が信じる者に働き、力づけ、慰め助けてくださいます。聖霊のかたちを通し て、復活のイエスが私たちの内に生きてくださるのです。この復活の生命と力をを受ける時、私たちは力を与えられます。
そして聖霊が人々を真理に導き入れて下さるのです。
日本の教会の歴史を振り返ると、多くの欧米の宣教師の働きによって福音が伝えられたことが分かります。今日、日本から全世界に出て行って、宣教に携わる日 本人宣教師が数多く起こされています。彼らは、言語、習慣、文化、民族の違いを超えて、福音を伝えに出掛けています。交通や通信の発達で地球はどんどん狭 くなってきています。21世紀を担うあなたに生き甲斐は何ですか。

三、イエスの昇天(使徒1章9−11節、ルカ24章50ー53節)

イエスは、復活後四十日間、弟子たちの前に姿を現して教えられた後、弟子たちの目の前で天に昇られました。昇天について、イエスは『わたしは去って行く』  『父のもとに行く』 『わたしを遣わした方のもとに行く』『神のもとに上る』という表現で弟子たちの語られました。
(ヨハネ14章28、16:五、20:17)使徒1:10、11を読みましょう。これは、イエスがもう一度この世に来られることの約束です。この約束を信じて、イエスが与えられた命令を守り行う者となりましょう。

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