復活の証人

私たちはイエスが死んで復活されたことを信じます
(第一テサロニケ4章14節)

We believe that Jesus died and rose again and so we believe.

( 1ThessaLonians 4;14 ) New International Version.

一、エマオから二人の弟子が急いでエルサレムに戻ってみると、十一 弟子たちとその仲間たちが集まっていました。どんなことを話していたか、34節を読んでみましょう。
エマオから戻った二人も,途中で自分たちが経験した不思議な出来事、一諸に食卓に着き、パンを裂かれた時に、主イエスだとわかったことなどを話しました。
話を聞いても、自分は見てはいないからと,信じられないでいる弟子たちもいました。
ある者は興奮してイエスが復活したことを話し、別の者はそんなことは本当にあるのだろうかと、疑問を抱いていました。彼らはみな混乱していたのです。

二、イエスが真ん中に(ルカ24章36ー43節)
このような時に、イエスが真ん中にお立ちになりました。エマオに向かっていた二人の弟子たちの場合と同じように、今度もイエスご自身が来てくださったので す。弟子たちは驚き恐れました。『霊を見ているのだ』と思ったのです。取り乱している弟子たちに、イエスはご自分の手や足を見るように,触ってみるように とおっしゃいました。38ー39節を読みましょう。弟子たちの心には,イエスに会えた喜びと、十字架で死んで葬られた主イエスがどうしてここに……という 戸惑いが入り交じっていました。そのような戸惑いを取り除くために、イエスは弟子たちの前で焼いた魚を召し上がりました。
もう弟子たちの心に迷いはありません。主が復活のからだをハッキリと彼らにお示しになったのですから

三、イエスの復活の証人(ルカ24章44ー53節)
それで終りではありません。主イエスは、ご自分の受難と十字架の死、三日目の復活、福音が世界中に伝えられていくことなどは、旧約聖書にあらかじめ預言さ れていたことだと、お教えになったのです。弟子たちにはイエスの話がよくわかりました。聖書を悟らせるために、イエスが弟子たちの心を開いて下さったから です。
主イエスは弟子たちに『あなたがたは、これらのことの証人です』とおっしゃいました
弟子たちは,イエスが捕らえられた時にはみな 逃げてしまいました。ぺテロでさえ『イエスを知らないと言ったのです』(ルカ22章54ー62節)。どの弟子も、イエスの復活をなかなか信じることができ ませんでした。そんな弟子たちが、どうして『証人』になれるというのでしょうか。主イエスは,聖霊を与えるという約束をして下さいました (49節)。
使徒1章8節を読みましょう。やがて聖霊が弟子たちにくだり、力と知恵を与えられた時に、彼らは『証人』として働き始めるのです。

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