バンクーバー便り(2013/1)

バンクーバー便り  2013年1月       Rev. K.Muramatsu    新年あけましておめでとうございます。今朝(1月2日)は久しぶりの快晴、白銀の山々が朝日に照らされてとても美しいです。晴れとなると気温がグッと下がります。家内が家を出るとき、ステップで滑り転びました。それを見た私は家内に凍っているから気をつけなければと言って、このようにして注意深くステップはおりるのだと見本を示そうとしました。その矢先、私も家内の面前で、見事にすってんコロリンと滑り転びました。夫婦共々派手に転んでしまいましたが怪我もなく無事でしたので、私は家内の手前、なにか気恥ずかしくなってしまいましたが、ヘンテコ夫婦を自覚させられ、大笑いしたことでした。外は冷えて何もかにも凍てついております。外出はとても気をつけなければなりません。今日から仕事始め、ホリデーシーズンは終わりました。こちらのお正月は全く味気ないです。私の娘は、「今日から仕事だ。」と張り切って言ったのか、イヤイヤなのか、わかりませんがともかく新年を歩みだしました。 新年早々、謝らねばなりません、皆様からクリスマスカード、年賀状などいただきながら、全くのご無沙汰誠に申し訳ありません。お許しください。弁解がましいですが先の11月12月公私ともにたいへん忙しかったです。クリスマスコンサートに招かれ、あちらこちらと飛び跳ねました。自分の関係教会ばかりでなく、キャナディアンやチャイニーズの教会にも招かれサキソホンを演奏しました。そんなわけで年末は忙しくアット言う間に過ぎ去ってしまいました。 この新年心に決意したことがあります。自分の職務に忠実であれということです。これは当然といえば当然でありますが、加齢につれ,諸事が疎くなるようです。忘れっぽくなりました。これは今に始まったことではないのですが、ますます深化してきます。それを覚えて、いつもメモをとる習慣を身につける。そして私は牧師ですので説教が仕事です。メッセージの内容も然ることながら、同じ内容を繰り返し繰り返し言ってしまったり、とんでもない脱線をしたり、喋ったことを忘れてしまい、何をしゃべっているのかわかなくなったり、ともかくしっちゃかめっちゃかになってしまうことがあります。若い時はこんなことはなかったのに、年をとるととんでもないことが起きることがある。このことをわきまえ、説教の完全原稿を徹底的に作成し、それを何度も検討し暗記するように心がける。私の教会は20名足らずの小さな教会でありますが、今までも気を抜いた奉仕はしたことはありませんが、これからさらにしっかりと準備をして臨むことを決意いたしました。年をとれば取るほど気をつけねばならないと思う次第であります。この8日私の誕生日がやってきてまた1年歳をとります。今年もよろしくお願いいたします。神様のお恵みと祝福がありますように、                        2013年1月2日  村松勝三

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