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(2020-05-31の週報より)

「エジプト脱出」

  

主題 エジプト脱出
      神は、信じる者を子羊の血によって救ってくださる。 
聖句=『御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめます。』(⒈ヨハネ1章7節)

聖書箇所=出エジプト11章1ー12章42節)

 

 

一、最後の災いの予告(11章)


 最後の災いがエジプト全土に下されようとしていました。それは、これまでの九つの災いとは比べられないほどの悲惨な出来事です。モーセはエジプトの王パロに、神からのメッセージを告げました。その内容は①エジプトの初子は人から家畜に至るまで、全て死ぬ。②イスラエルは、人から家畜に到るまで、全て助かる。
 神はモーセに、パロはこの災いに予告を聞いても、なおイスラエル人を出て行かせないであろうと言われました。それは、神のわざが人々に示されるためでした。


二、過ぎ越し(12章1−30、)


 主はモーセとアロンに、イスラエル人がすべきことを具体的に告げられました。①家族ごとに、傷のない一才の雄羊一頭用意する。②第一の月の十四日の夕暮れに羊をほふり、その血を、家の二本の門柱とかもいに塗りつける。③その日の夜に、その肉を焼き、種を入れないパンと苦菜を添えて食べる。④帯を締め、靴を履き、杖を持って、急いで食べる。⑤この日を記念し、代々にわたって主への祭りとして祝う。
 主は『わたしが命じたとうりに血を塗った家の中にいる初子は死なない。その血を見て、わたしは災いを下さずに通り過ぎる』とおっしゃいました。それでこの羊は『過ぎ越しのいけにえ』と呼ばれ、祭りは『過ぎ越しの祭』と言われます。
 続く15−20節には、種なしのパンの祭りについて記されています。これは出エジプトを記念して行われるようになる祭りです。モーセはイスラエルの長老たちに神の命令を伝え、イスラエル人たちは、言われたとうりに行いました。
 ついに、主がおっしゃった一四日の夜がやってきました。主はエジプトの初子を、人だけではなく家畜に至るまで、打たれましたエジプト中に激しい泣き叫びが起こりました。しかし、主がおっしゃったことを信じて、生贄の羊の血を塗った家に中にいた人たちは、みな助かったのです。
 この時に捧げられた傷がない子羊は、イエス・キリストの十字架の死をあらかじめ表したひな形です。子羊の血が塗られている家の人が救われたように、私たちの罪のために身代わりとなって血を流してくださったキリストを信じ受け入れる者は救われるのです。すなわち、私たちの罪は、キリストの血によって、洗いきめられます。神の救いのご計画は、このように壮大な歴史の中で進められたのです。


三、エジプト脱出(12章31−41、)


 かたくなだったパロも、とうとうイスラエル人たちに『出ていけ』と命じました。エジプトがイスラエルの民に好意を持つように主がしてくださったので、イスラエル人は奴隷の身でしたが、多くの金銀、着物を持って、エジプトを脱出することができました。
 この時、イスラエルの民の数は、壮年の男性だけでも約六十万人。イスラエル人がエジプトに滞在するようになってから、四百三十年がたっていました。神は、かって約束したとおり、イスラエルの民を苦しみから救い出して下さったのです。エジプトを脱出する夜、主は寝ずの番をして、民を守ってくださいました。
(祈りましょう)

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