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(2018-09-02の週報より)

「ヨハネの使命」

  

 

                

 ヨハネは、主の道を備えるという使命をもって誕生しました。

『主の御前に先立って行き、その道を備え、神の民に、罪の赦しによる救いの知識を与える。』(ルカ1章76、77節)

 

聖書箇所=ルカ1章5ー25、57ー80節

一、ザカリヤへの御告げ(ルカ1章5−23節)

 イエスがお生まれになる少し前のことです。祭司ザカリヤは、くじに当たり、神殿に入って香を焚くという務めに選ばれました。一生に一度というこの栄えある務めのためにザカリヤが神殿に入り、香を焚いていると、なんとそこに御使いが現れたではありませんか。ザカリヤは不安と恐ろしさでいっぱいになりました。

しかし、御使いは、ザカリヤに素晴らしい知らせを伝えに来たのでした。(13−17節)

 ザカリヤと妻エリサベツには、子供がありませんでした。子の誕生を願う二人の祈りは、長い間熱心にささげられていたことでしょう。しかし、年を取るにつれ、少しづつ疑いに気持ちが生じ、やがてそれは諦め

と絶望へと変わっていったのではないでしょうか。ですから、ザカリヤは御使いのことばを、素直にそのまま受け入れることができなかったのです。(18節)

 主のみことばは確かです。私たちにわずかな知恵による判断や経験などなどよりはるかに確実なのです。私たちもザカリヤにようではないでしょうか。目に見える状況に目を奪われて、みことばを疑い、あきらめ

の気持ちで『現実』に流されている、そんなことはないでしょうか。

 しかし、主は、確かにザカリヤ夫婦の祈りに耳を傾けていてくださったのです。そして思いもかけない時に、ザカリヤの願いを、人間の思いをはるかに超える素晴らしい形でかなえてくださいました。主がザカリヤ夫婦に授けてくださった子は、救い主が現れる前に、民の心を神に向けさせる、という素晴らしい使命を与えられていたのです。ところが、ザカリヤは主のことばを疑ったために、子供が生まれるまで、口をきくことができませんでした。

二、エリサベツの受胎とヨハネの誕生(24、25、57−66節)

 主のおことばどおり、エリサベツは身ごもり、男の子を産みました。当時、男の子には父親の名前をつけるという習慣がありましたが、エリサベツもザカリヤもその子を「ヨハネ」と名づけました。名づけたとたん、ザカリヤは口がきけるようになり、神を賛美しはじめたのです。この不思議な出来事に、周りの人々は

驚き、ヨハネが、確かに主の特別なお導きのうちに生まれた子供であることを感じたのです。

三、ザカリヤの賛歌(67−80節)

 68−79節のザカリヤの賛歌を読みましょう。この歌に貫かれているのは、主のお約束の確かさへの賛美と感謝の思いです。イスラエルの民は、長い歴史の中で、救い主を与えてくださる、という神の約束を信じ、その成就を待ち望んできました。その約束を確かに成し遂げようとしてくださる主に、ザカリヤは心から心から賛美をささげたのです。そして愛する我が子が、その救い主のために道を備えるという大切な使命

を与えらていることを心から喜び、感謝したのでした。

(祈りましょう)

 

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