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(2010-08-01の週報より)

「最初の奇跡」

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イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、ご自分の栄光を現された。(ヨハネ2章11節)

Thisthe first of his miraculous signs.( John 2:11 ) New International Version.

 

一、婚礼に招かれたイエス(ヨハネ2章1、2節)

 ガリラヤのカナで婚礼がありました。イエスの母マリヤが接待役を務めていた関係からか、イエスも弟子たちも招待されていました。ユダヤの婚宴は非常に盛大で、一週間、ある場合、二週間に及ぶこともありました。当然、長期間の準備が必要でした。

二、水をぶどう酒に(ヨハネ2章3−10節)

  宴会の最中にぶどう酒が足りなくなりました。客に対して失礼でしたし、花婿にとっては恥ずべきことでした。マリヤはイエスに窮状を訴えました。イエスの誕 生にまつわる一連の出来事や12才の宮詣の際の出来事などから、マリヤは、イエスがどういうお方かを察していて、今こそその力を発揮するチャンスだと思っ たのかもしれません。それに対するイエスの答えは、一見冷たく感じられますが『あなたはわたしと何の関係があるでしょう』は『わたしの関心とあなたの関心 とは別なのですよ』といった意味で、言外に『心配はご無用です。わたしに任せておいて下さい』という意味にくみ取れます(新約聖書注解より)  マリヤも、拒絶とは受け取っていないことから推測できます(5節)。
 『わたしの時』は、イエスの受難の時と無関係ではありません。7章6、8、 30、8章20、12章27節、17章1節 を読み比べて見ましょう。イエスのメシヤとしての働きを指していることがわかります。母親に対して『女の方』と言うのは不自然に感じられますが丁寧な呼び かけであったようです。

三、栄光を表されたイエス(ヨハネ2章11節)

 結果的に母の期待にこたえた形に見えるが、イエスは ご自身の目的に従って水をぶどう酒に変え、ご自分の栄光を表されました。この時、称賛を受けたのは花婿でしたがイエスの目的は、人々の称賛を受けることで はありませんでした。ご自身が神の御子であり、神から遣わされたメシヤであることを表すのが、その目的でした。人々はイエスの御業を自分の目で見て、イエ スがメシヤであることを確信し、信じることができたのです(新約聖書辞典「しるしの項参照」)。この日、ぶどう酒の奇跡の本当の意味を理解した者は、主イ エスを『世の罪を取り除く神の子羊』と信じて弟子となった人々だけでした。『弟子たちはイエスを信じた』とありますが、このようにして彼らの信仰が一歩一 歩と前進してゆくのです。しかし、まったき信仰にはまだ至ってはいませんでした。
 六つの水瓶が『ユダヤ人のきよめのしきたり』のためのものであったことに注目しましょう。きよめの水に象徴されるユダヤ人のきよめの儀式が、イエス・キリストの十字架の贖いによって完成し、罪からの全ききよめが与えられることが表されています

。イエスは、人々を政治的抑圧から解放するメシヤとして来られたのではなく、人々を罪から救い出すメシヤであり、十字架と復活によって栄光を現されるお方なのです。

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