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(2010-09-26の週報より)

「宮きよめ」

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わたしの父の家を商売の家としてはならない。 (ヨハネ2章16節)

 How dare you turn my  Fathers house into a market!!" ( John 2 : 16 ) New International Version.

一、エルサレム神殿の腐敗(ヨハネ2章13、14節)

 ユダヤでは、毎年春に過 ぎ越しの祭が行なわれ、この時期になると、ローマ帝国の各地に散らばっていたユダヤ人が巡礼のためにエルサレムに集まりました。過ぎ越しの祭とは、昔エジ プトで奴隷として苦しんでいたイスラエルの人々を主が脱出させて下さった出来事を記念して行なわれていたものであり、主が苦しむ者に助けの手を差し伸べて 下さることを思い起こし、感謝するための祭でした。神殿のいちばん外側の庭では、大勢の両替人たちが売り台を構え、活発に活動をしていました。巡礼者は神 殿に納入金を払わなければなりませんでしたが、ローマやギリシャの通貨は、神殿に納めるのにふさわしくないという理由でユダヤ貨幣に替える必要があったか らです。その際
両替人たちは多くの手数料を取り、大儲けをしていました。また、ささげる生け贄についても、それがきまりに従っているかどうか祭司 が厳しくチエックしていたので、あらかじめ調べられ、許可された動物を商人たちが売っていたのです。金儲けをしていたのは、これらの商人や両替人たちにと どまらず、その背後には祭司たちがいて、儲けの上前をはねていました。現代でも、賄賂をやり取りした事件がテレビなどで報道されますが、当時の神殿内部で も、相当の汚い金銭取引が行なわれ、特にこのような大きな祭は最大の金儲けのチャンスだったのです。
                                               
二、宮をきよめるイエス(ヨハネ2章15ー17節)

イエスは、生け贄のための動物や両替人たちをご覧になって、どうなさったでしょうか。15、16節を読みましょう。本来神殿は神がおられる所であり、人々が神の前にへりくだり、感謝し、
祈り、礼拝するための聖い場所であったのに、人々が神をなおざりにして商売をし、利益をむさぼり、自分の欲を満たす場所に変えてしまったことを、イエスは深くお怒りになったのでした。
                                                  
三、エルサレム神殿破壊の予告(ヨハネ2章18ー22節)

  この出来事を見たユダヤ人指導者が黙っているはずがありません。18節を呼んで下さい。『あなたには何の権威があるのですか。あったら見せなさい』と詰め 寄ったのでした。それに対するイエスの答えは、誰もが想像もつかないものでした。19節を読みましょう。46年もかかって建てられた神殿を三日で建てると 言ったイエスは気がおかしいと人々は思ったのでしょう。しかし、イエスはエルサレム神殿のことを言われたのではなく、ご自身のことを指して言われたので す。イエスはやがて十字架にかけられるが、3日の後によみがえり、ご自身を救い主として信じる者による新しい礼拝の中心になると預言なさったのです。
  イエスは神ご自身ですから、祭司たちや商人たちの悪い行いを厳しくさばく権威を持っておられます。弟子たちは、イエスのことばの意味をこの時は理解するこ とができませんでしたが、やがてイエスのよみがえりを目の当たりにする時、このおことばを思い出し、イエスに対する信仰を新たにするのでした。

 

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