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(2010-12-19の週報より)

「宿屋には部屋がなかった」

  

主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。  (2コリント8章9節b)

For ye know the grace of our Lord Jesus Christ, that, though he was rich, yet for your sakes he became poor, that ye through his poverty might become rich.   (2Corinthians 8 : 9 ) American Standard Version.

一、歴史を動かす神(ルカ2章1−3節)
 マリヤが天使の訪問を受けてから約十ヵ月たった頃,マリヤとヨセフは一族の故郷であるベツレヘム に向かいました。それはローマの皇帝アウグストが出した人口調査命令によるものでした。すべての男子は先祖の地に戻って名前、職業、財産、親族を登録しな ければならないのです。ヨセフはマリヤを連れてナザレの町を出発すると、百キロ余りの道を旅しました。道は同じ目的で旅をする人々で混雑していました。身 重のマリヤにとって,大変な旅であったでしょう。
 ところで、この命令は神を知らない異邦人の王の決定でしたが、神はこの王の背後に働いておられ ました。ベツレヘムで救い主が誕生するという預言を実現させるために、事を進めておられたのです。歴史を動かすのは人間ではなく、その人間をつくり、ご計 画通り動かされる神なのです。


二、イエスのおられる場所(ルカ2章4−7節)
 ベツレヘムに着いたヨセフとマリヤは早速宿屋を捜しました。マリヤを休ませなければならなかったからです。ところがどの宿屋も人で満員で、二人が泊まる所がありません。
ローマの登録官やローマ兵が宿屋に泊まっていたために、ヨセフたちが泊まれなかったという説もあります。いづれにしろ、二人は何軒もの宿屋で断られた後、ようやく家畜小屋に落ち着き、マリヤはそこで救い主を産みました。7節を読んでください。
 王の王、主の主である救い主の誕生をお祝いするには、あまりにも貧しく、質素な場所でした。このことは、人となられた神がご自分の民に受け入れられないというイエスの御生涯を象徴的に表しているようです。ヨハネ1章11節を読んでください。


三、心の王座に主イエスを迎える。
 救い主イエスが宮殿や宿屋ではなく家畜小屋でお生まれになったことは悲しいことですけれど、私たちには関係ないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。
  イエスは罪人である私たちを罪から救うためにこの世に来てくださいました。あなたはそのイエスを締め出してしまっていないでしょうか。今、あなたの心の中 に救い主をお迎えする場所があるでしょうか。それとも自分の欲望に占領されて、満員の宿屋のようにイエスを締め出していませんか。黙示録3章20節のよう に、イエスが私達の心の外に立って戸をたたいておられることが書いてあります。イエスは、あなたが心を開いて、ご自分を救い主として迎えるのを待っておら れます。
 クリスマスの本当の祝い方とは、私たちのために貧しく生まれてくださったこのイエスを心の王座にお迎えし、救い主として礼拝し、ほめた たえることです。あなたはイエスを受け入れているでしょうか。7節の『宿屋には彼らのいる場所がなかった』ということばをじっくりと味わって、何がイエス をお迎えするのを妨げているのかを考えてみましょう。そして、救い主イエスを受け入れて、本当のクリスマスをお祝いしましょう。

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