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(2011-02-26の週報より)

「カヤパの勧告」

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わたしは良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。

 (ヨハネ10章11節)

I am the good shepherd: the good shepherd layeth down his life for the sheep. 

 ( J0hn 10 : 11 )

一、カヤパの不思議な発言(ヨハネ11章47ー54節) イエスがラザロをよみがえらせたことは、ユダヤ当局者にとって最大の脅威となりました。この奇跡を通して,多くのユダヤ人がイエスを信じたからです。そこで、彼らは議会を招集し、イエス暗殺の計画を立てるのです。
そ うした議会の席で、その年の大祭司であるカヤパは『あなたがたは全然何もわかっていない。ひとりの人が民の代わりに死んで、国民全体が滅びないほうが、あ なたがたにとって得策だということも、考えに入れていない』と言いました。それは実に不思議な発言です。カヤパは自分の発言の意味を十分に理解していたわ けではなかったでしょう。『全然何もわかっていない』ということばはそのままカヤパにも当てはまったと思われます。
 とにかく、彼は、やがてイエ スがすべての民の罪の身代わりとして十字架で神のさばきを受け、主を信じる者を滅びから救おうとされる、そのご計画について述べたのです。聖書は、カヤパ のことばを預言であると理解します。けれども、その意味を理解できなかったユダヤ人たちは、このカヤパの発言をイエス殺害の提案と受け止め、その計画を立 てはじめました。

二、命を捨てる良い牧者(ヨハネ10章11ー13節)
 聖書の別のところで、イエスは、ご自分を牧者 (羊飼い) に例えられました。羊の群れに絶えず心を配り、牧草地や水のある所に適切に導き、野獣の危険から守って育てる羊飼いの姿は、当時の理想的な指導者の姿を表 していました(詩篇23篇参照)。しかも主は「良い牧者』は羊のためにいのちを捨てるとおっしゃったのです。真の牧者ではない『雇い人』は、自分の身を守 ることだけを考え、おおかみが来ると、羊を置き去りにして逃げると言います。おおかみは、悪魔の働きを示しているのでしょう。そうした悪の働きが迫る時 に、指導者の真価が問われます。
 立派な意見を述べても責任をとらない人々がいます。結局、その意見は自己主張にすぎないのです。不都合が生じると、さっと身を引きます。しかし、主は、罪人の私たちの身代わりとして神からの裁きを受け、ご自分の命を捨てることを決めておられたのです。

三、親しい関係(ヨハネ10章14ー18節)
  イエスは『わたしのものを知っています』とおっしゃいました。また同時に『わたしのものは、わたしを知っています』とも言われました。羊飼いが、自分の飼 うたくさんの群れの一匹一匹を確実に把握していることと、羊が、自分の主人の声を聞き分けるという能力のことを用いてお話しになったのです。信じる者のこ とを、神は初めから知っておられます。しかも、信仰者も、イエスのことを親しく知っているということです。それは、歴史上の人物を学んで知っているという 様な単なる知識のことではありません。自分の親を知る様に、個人的な親しい関係を持って知っているということです。こうした群れのために、イエスは命を捨 て、また、よみがえられることを示しておられました。イエスと父なる神は思いのいっさいを一つにして、救いのご計画を愛のうちに進めておられたのです。

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