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(2017-12-03の週報より)

「ザカリヤとエリサベツ」

  

主題=ザカリヤツとエリサベツ (ルカ1章5−25、57−66節)
  信仰は望んでいる事がらを保証し、目にみえないものを確信させるものです。(ヘブル11章1節)

 旧約聖書で預言されたことは、何もなしで自動的に実現するわけではありません。勿論、神がそうなさろうとすれば、そうおできになるでしょう。しかし、通常、神はご計画の実現のためにご自分ののしもべたちをお用いになります。救い主のご降誕に当たって神に用いられた人々は、ヨセフとマリヤであり、またザカリヤとエリサベツ夫婦でした。今回は後者の夫婦について見て参りましょう。


一、ザカリヤとエリサベツ(ルカ1章5−17節)
 神は救い主イエスをお遣わしになる前に、準備のために、一人の人を遣わすことになさいました。旧約聖書の時代からすでに四百年あまり経過し、人々の心が宗教的関心から離れていたり、関心があっても誤った方向に宗教心が向いてしまっていたからです。
 その人(バプテスマのヨハネ)の両親として選ばれたのが、長い間子供が与えられなかったザカリヤ夫婦です。ザカリヤは祭司としてイスラエルの人々の宗教生活を支える働きを忠実に続け、今、祭司を代表して神殿で香をたく名誉を与えられた。この夫婦が選ばれたのは、その信仰の姿勢によるものです。子供が欲しいという夫婦の願いはなかなかこたえられませんでしたが、神への信頼を失うことなく、自分の公的な務めに励んでいたからです。


二、神に備えられた人々の役割(18−25節)
 そのザカリヤも、御使いガブリエルに語りかけられた時は、さすがに信じられませんでした。エリサベツは子を生むには高齢であったからです。そのため、ザカリヤは一時的にものが言えなくなりました。神の約束の確かさを人々にあかしするための一種のしるしでしょう。
 御使いがザカリヤに約束したことは、単にザカリヤ夫婦の祈りが聞かれてこの家庭に子供が与えられるという個人的なことではありません。ザカリヤはこの時、祭司として全イスラエルのためにとりなしの祈りをささげています。神が祈りに応えられたのは、あくまでイスラエル全体(16節)、さらに言えば全世界のためでした。
 また、生まれてくるはずの子供は『整えられた民を主のために用意する』と約束された(17節)。
 神に備えられたザカリヤ夫婦もヨハネもそれぞれに、人々を神への信仰に立ち戻らせるための役割を担ったのです。神に備えられた人々の役割は、神と人との間をそれぞれの役割に応じてとりなすことでした。
三、神に備えられた人々の祝福(57−66節)


 やがてエリサベツには約束どうりに子供が生まれました。そこには通常の出産にまさって、喜び (58節)
驚き(63節)、賛美 (64節)、恐れ(65節) がありました。14節『その子はあなたにとって喜びとなり、多くの人もその誕生を喜びます』と預言されたとうりです。
 旧約以来、神に約束された預言はまだ人の目には見えないものでした。しかし信仰をもって神のことばに応じる人々を通して、約束は目に見える形で実現しつつあつたのです。神の御計画は信仰者を通して成就しつつあったのです。
(祈りましょう)
 

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