すべてのメッセージのタイトル一覧
(2016-07-24の週報より)

「神にゆだねたダビデ」

  

 悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい、(ローマ12章21節)


一、エン・ゲデイの洞窟(Ⅰサムエル24章1ー7節)
 イスラエルの英雄でありながらサウルに妬まれたダビデは、逃亡生活を続けます。日々命を狙われる危険を感じながら生活することは、どれほどダビデを苦しめたことでしょう。
 ある時、ダビデとその部下たち(逃亡中にダビデの元に来て仲間となった)がエン・ゲテイの洞窟に身を潜めていました。するとなんと三千人の精鋭を引き連れてダビデを捜していたサウルが、用を足そうとその洞窟に入ってきたのです。ダビデの部下は、今こそサウルを討つべきだ、神が導いてくださったのだとダビデに言いました。それに応えるように、ダビデは立ち上がりました。ところがダビデはサウルに襲いかかるどころか、彼の上着の裾を切り取っただけでした。ダビデの部下たちは『それだけ』と思ったかもしれません。しかしダビデは、それだけでも胸を痛めました。どうしてでしょうか (6節)。主が王として選んだ方を、自分が勝手に王位から退けることなどできない。それは主に逆らうことになるからだ、というのです。ダビデは、サウルをお選びになった神を畏れ、自分で復讐することも、部下に手を下させることもせず、かえって部下を説き伏せました。このようなダビデの姿勢に、部下たちは何を教えられたでしょうか?


二、過ちを認めるサウル(24章8ー22節)
 サウルが洞窟から出ていくとダビデは後ろからサウルを呼び、ひれ伏し礼をしました。それは、自分には敵意がないこと、サウルを王として認めていることを表すものでした。そして何より、切り取ったサウルの上着の裾がそのことを証明していました 10ー12節。
ダビデは、サウルを殺すこともできたのに、自分はそうしなかったと訴えます。そして、サウルの不条理な仕打ちを主ご自身が正しく裁き、自分を救ってくださるようにと、すべてを神にゆだねました、
 サウルは、ダビデの言葉に心を打たれ、泣きながら自分の非を認めました。ダビデの王位を認め、子孫の安全を願うサウルに、ダビデはそのようにすると約束しました。ダビデはサウル悪に善をもって応えたのです。


三、ハキラの丘で(26章)
 ところが、サウルのダビデに対する敵意は消えていませんでした。ダビデがハキラの丘にいると聞くと、サウルはダビデの元に向かい、近くに陣を張りました。そのことを知ったダビデは、部下のアビシャイと二人で、夜中にサウルのテントに忍び込みました。兵士たちは眠っていて、サウルを殺すには絶好の機会です。しかしここでも、ダビデはサウルに手を下さず、主にすべてをゆだねました。10ー12節 ダビデはサウルの枕元にあった槍と水差しを持ち帰りました。12節に『主が彼らを深い眠りに陥れられた』とあるように、これらのことを導いておられたのは、主ご自身でした。主はダビデの正しい誠実な態度を通して、サウルを悔い改めに導いておられたのかも知れません。
 23ー24節を読みましょう。主は一人一人の正しさと真実に報いてくださる御方です。                 サウルの追われ、討ち取るチャンスを目の前にしながらも主の主権に従ったダビデに倣う者になりましょう。
           *詩篇54、57篇参照
 

聖書箇所を検索:サムエル記上(結果はページ右に表示されます)
福音書の主な出来事:該当なし



 

Copyright (c) 東大阪キリスト教会