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(2016-01-31の週報より)

「カナの婚礼」

  

 『イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分
 の栄光を現された。』(ヨハネ2章11節)


一、葡萄酒(1ー3節)
 イエスは弟子たちと一緒に結婚式に招かれていました。母マリヤの親戚の結婚式だったのではないかと考えられます。当時の結婚式はとても重大なもので、慣例に従い、一週間にわたって盛大に行われたようです。
 このように披露宴が長く続くのでは、いろいろなパプニングが起こります。時には、もてなしの材料が不足することもあったに違いありません。披露宴の最中に食べ物や飲み物が足りなくなってしまったら、どんなに恥ずかしいことでしょう。ところが、イエスが出席した結婚式で、その恥ずかしいことが生じてしまったのです。


二、息子(4節)
 その時、マリヤは、イエスに葡萄酒が無くなったことを告げます。お使いに行ってくれとでもいうのでしょうか。そうではありません。イエスが単なる自分の息子ではなく、神の子であるという信仰をもって、語りかけたのでした。
 マリヤは救い主の母になるという御告げを受けた時のこと、イエスが生まれた時のこと、そして神殿で律法学者と論じていた12歳の時のことなど、さまざまな不思議な出来事を覚えていました。そして御使いが予告した通り (ルカ1章35節)、神の子として成長されたイエスを知り『そうだ、今こそ、神の子としてに力を現す時が来た』と思ったのでしょう。マリヤは、神の子としての不思議な力を期待して、葡萄酒が無くなったことを告げたのでした。
 しかし、時を決めるのは、マリヤではなく神です。マリヤは誤解していたのです。


三、神の子(5−11節)
 しかし、イエスは、マリヤの求めを拒まれるような方ではありませんでした。4節のイエスのことばはとても冷たいように感じられますが『心配いりません。わたしに任せて下さい』という意味が含まれています (5−10節)。イエスは手伝いの人々に、きよめのしきたりに用いる水瓶に水をいっぱい入れ、宴会の世話役のところに持って行くように言われました。手伝いの人々は、変に思ったことでしょうが、言われた通りにしました。すると、その水が葡萄酒に変わっていたというのです。
 これがイエスがなさった最初の奇跡です。水を葡萄酒に変えた奇跡、どんな意味があるのでしょう。それは、イエスには物事の本質を変える力があるといういうことです。
 イエスはこのようにして神の子としての栄光を現されたのです。ただの水を味わいのよい葡萄酒に変えられたイエスは、同じように私たちの味けのない人生を希望に満ちた人生に変えることができます。そして、そのようにしてイエスは、ご自分が神であることの栄光を現されたのです。

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