すべてのメッセージのタイトル一覧
(2016-01-03の週報より)

「少年イエス」

  

 イエスはますます知恵が進み、背たけも大きくなり、
 神と人とに愛された。(ルカ2章52節)


一、ベツレヘムからナザレへ(ルカ2章39,マタイ2章13ー23節)
 先週の話を思い出して下さい。ヘロデはかんかんになって怒りました。博士たちが戻って来なかったので、ユダヤの王として生まれた幼子の情報を手に入れることができなかったからです。そこで残酷なことに、ベツレヘムにいる二歳以下の男の子を皆殺しにするように命じました。神は残酷な計画が執り行われる前に先手を打ち、ヨセフに命じてイエスを連れてエジプトに逃れるよう導かれました。
ヨセフ一家は、ヘロデが死ぬまでエジプトで暮らし、ヘロデの死を御使いに知らされると、再び神の導きでガリラヤ地方のナザレという村に移り住みました。


二、ナザレでの生活(ルカ2章40節)
 ナザレはまったく人に知られていない小さな村でした。「ナザレから何の良いものが出るだろう」と言われたほどで(ヨハネ1章46節参照)ナザレ人として育つことは不名誉なことでした。イエスの成長の場としてこの町が選ばれたことは、イエスがこの世の最もいやしく軽蔑されていた人々と同じ立場になるための神の深いご計画だったのです。ところで聖書はイエスの少年時代について多くを語りません。40節はその貴重な記述です。「幼子は成長し、強くなり、知恵に満ちて行った。神の恵みがその上にあった』イエスは幼い弟や妹の面倒を見ながら大工として働き(マルコ6章3節)家計を助けなければなりませんでした。貧しさの故の悲しみやつらさも体験なさったことでしょう。でも、神の恵みがいつも伴っていたので、それらの経験がすべての経験がすべて益となって、神からの知恵に満ちた、素晴らしい人格の持ち主となって成長されたのです。


三、エルサレムでの出来事(ルカ2章41−52節)
 イエスが12歳の時のエピソードです。ヨセフの家族は年に一度、過ぎ越の祭りの時にエルサレムに滞在しましたが祭りが終わって帰る途中、マリヤとヨセフは、イエスがナザレに戻る一行の中にいないことに気づいたのです。慌てた二人が、イエスを捜しながら、とうとうエルサレムまで引き返すとなんとイエスは、宮の中で、教師たちとお話をしたり質問に答えたりしておられるではありませんか。教師たちは、イエスの知恵が、あまりにも素晴らしく、自分たちの理解を超えていたので、驚いていました。マリヤがイエスを叱った時、イエスがどうお答えになったのでしょうか。(49節参照) いえすは、もうこの時すでに、ご自身が神から特別な使命を与えられていることをご存じだったのです。
 イエスは、両親とともにナザレへ戻られました。そして、30歳の時公に救い主として人々の前に出るまでの18年間、両親に従い、多くのことを学んで知恵を蓄え、神と人とに愛される人として成長なさったのでした。                         

聖書箇所を検索:ルカ福音書(結果はページ右に表示されます)
福音書の主な出来事を検索:12歳のイエス(結果はページ右に表示されます)



 

Copyright (c) 東大阪キリスト教会