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(2015-12-20の週報より)

「主イエスの誕生」

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 きょうダビデの町であなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。            (ルカ2章11節)

一、主の誕生(ルカ2章1−7節)
 不思議な出来事、全世界をひっくり返すような偉大な事件が、人知れずひっそりと起ころうとしていたのです。ルカによる福音書の著者ルカは、この偉大な出来事を順序立てて正確に記そうと努めました。そのために、その年代を綿密に記録しています。
 ルカは、この出来事が起こったのは皇帝アウグスト(在位BC 31年ー AD14年) による住民登録の命令が出た時だと言います。しかも、それは「クレニオがシリヤの総督であった時の最初の住民登録であった」と加えています。これは年代を示す一つの手段でした。
 この住民登録のために、ヨセフとマリヤはナザレからベツレヘムへと上って行かなければならなかったのです。自分たちの意思で決めたわけではありません。身重になったマリヤを連れて長い距離を旅行するのは大変だった事でしょう。でも皇帝の命令なのでしかたありません。こうして、預言のとおり、キリストがベツレヘムでお生まれになるのです。ミカ5章2節を読みましょう。さらに、マリヤが子を産んだ時『布にくるんで、飼葉おけに寝かせた』とあります。この時、誰もこの両親と子を歓迎しませんでした。2章7節を読みましょう。

二、喜びの知らせ(8−14節)

貧しく、密かにお生まれになった救い主でした。しかし、主の誕生を知る特権をいただいて、その「喜びの知らせ」を受け入れた人々もいました。それは、当時、社会の底辺にいた貧しい羊飼いでした。聖書を読みましょう。(10−15節)「御心にかなう人々』とは神のみ言葉を素直に受け止めることのできる。へりくだった心の人たちのことではないでしょうか。


三、誕生を受け止めて(15−20節)
 彼らは急いでその場所を離れ、みどりごを探し当てました。彼らが向かったのは、王宮でも立派な邸宅でもありませんでした。そんな場所でしたら、むしろ違和感すら感じたことでしょう。彼らにとって大切なことは、「主が私たちに知らせてくださった。この出来事 (15節)を見ることでした。
 羊飼いたちはみたままをすぐに人々に語りました。それを聞いた人々は非常に驚いたといいます。そうした単純な反応とは対照的に、マリヤはこれらのすべてを『心に納めて、思いを巡らせていた』とあります。起こっていることに戸惑いながらも、じっくりと考えるマリヤだったようです。『見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだった』ということで単純にうけいれ、神を崇める羊飼いと、じっくりと考えながら受け止めるマリヤ、こうした両者がそれぞれ神に用いられるのです。

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