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(2015-10-04の週報より)

「モーセの誕生」

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あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。(詩篇55篇22節)


一、神を畏れる助産婦たち(出エジプト1章1ー21節)
 イスラエル人がエジプトに移住して四百年ほどたちました。当初と違って、新しいエジプトの王はイスラエル人に脅威を感じ、つらい労働をさせてこの人たちを苦しめはじめたのです。過酷な労働とともに、ヘブル人の助産婦に、生まれてくる男の子を殺すように命じました。
 しかし、この助産婦たちは神を畏れていたといいます。神は、ご自分の民が増えること、
子孫が繁栄することを望んでおられました。この民によって、神の素晴らしさが諸国民に示されていくというご計画があったのです。このことを彼女たちはよく知っていました。ですから王の命令に従うわけにはいきません。地上の王の命令に従うわけにはいきません。
地上の王の権威よりも天の神を畏れた助産婦たちは、その為に、神の祝福を受けたのです。


二、苦境の中で生まれた男の子(1章22ー1章3節)
 ついに、エジプトの王(パロ)は、ヘブル人の男の子を殺害するように命じて、ナイル川に投げ込むようにと指示しました。こうした危険な状況のなかで、将来のイスラエルの指導者となるモーセが誕生するのです。さて純粋なレビ人の夫婦の間に男の子が誕生しました。レビ人は、イスラエルの部族の一つで、やがて神に仕える働きをする部族になります。また祭司もこの部族から任命されることになります。レビのこの家族は三ヶ月の間、この男の子を隠しました。けれどもついに隠し切れなくなり、防水加工したパピルス製のかごに男の子を入れ、ナイル川の岸の葦の茂みに置きました。それはこの家族にっとってぎりぎりの選択でした。将来の何の保証もなかったのです。


三、パロの娘に救われる。(2章4ー10節)
 しかし、この子の姉が様子をうかがっていると、実に不思議なタイミングで、パロの娘が水浴びのためにナイル川に下りてきました。彼女は、葦の茂みのかごを発見し、召使いをやって、それを取ってこさせました。そして、その中にヘブル人の男の子がいることを知ります。すかさずその子の姉はパロの娘に『あなたの代わって乳を飲ませるヘブル人の乳母を呼んできましょうか』と進言します。2章8、9節を呼んでください。彼女は、パロの娘の情に訴え、結果的に、実の母親のもとに男の子を取り戻したのです。しかも、養育費もパロの家から支払われることになりました。それは、驚くべき神の導きでした。
 この子は大きくなって、乳離れすると、パロの娘のもとに連れて行かれ、王女の息子となりました。おそらく、両親からイスラエルの神について教えられ、そしてエジプトの教育をも受けることになったと思われます。男の子は王女が水の中から引き上げたことにちなんで「引き出す」という動詞から『モーセ』という名で呼ばれることになりました。
このモーセには、同胞イスラエルへの特別な思いが確かに育っていました。

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