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(2014-10-26の週報より)

「帰還」

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 ハレルヤ。主に感謝せよ主はまことにいつくしみ深い。その恵はとこしえまで。 (詩篇106篇1節)
 歴史の大きな動きの中で、安易な安定の道を選択することなく、自分たちに与えられた大きな使命に取り込む人々がいました。エズラやネヘミヤによるイスラエル再建の物語を見ていきましょう
一、支配者の交代(ダニエル5章、エズラ?章)
 B.C 539年ペルシャのクロス王はバビロニヤ帝国を滅ぼし、バビロンに入城しました。クロス王は翌538年にはただちに新しい統治政策を発布しました。
 エズラ記はこの『クロスの勅令』から始まります。クロス王自身が『天の神、主と呼ばれるイスラエルの神を信じていたわけではありません。被征服民族それぞれの神の名を用いて、各民族は自分たちの国に帰ってよい、と勅令を出したのでしょう。イスラエル人に対しては、彼らの信じる『主(ヤハウェ)』の名を用いた文書を用意したのです。
 それでも聖書は、このクロスを神がご自分の民のためにお用いになったと記しています。『主はペルシャの王クロスの霊を奮い立たせたので……』(エズラ?章1節)。『主は、油そそがれた者クロスに……』(イザヤ45章1節)。主イエスがお生まれになった時、神がローマ皇帝に人口調査の思いを抱かせ、予言どおりベツレヘムでの誕生を実現なさったように、天地の神は、異教徒の王ですら、本人の気づかないところでご自身の御用のために用いられるのです。神が歴史を支配しておられることの一例です。

二、捕囚からの帰還(エズラ2章)
 クロス王の呼びかけに応じてゼルバベルに率いられて第1陣が帰国しました。『全集団の合計は42,360名』(64節) とあるのは2章のリストに挙げられていない民も含んだ総数のようです。
 ゼルバベルは、マタイ?章12節ででは、ダビデ王家に属する、主イエスの先祖の一人として登場します。王家の1員として政治的な指導はゼルバベルが担当し、宗教的な指導は祭司である『エホツァダクの子ヨシュア』が担当した。帰還者の一覧表は、モーセに率いられたイスラエル人がエジプトを脱出した後、ホレブ山で神と契約を結び、旅を開始する際の人口調査(民数記?章以下) を思い出させます。まことの神を礼拝することを中心に結集しているのです。

三、神殿建設に着手(エズラ記3章)
 故郷に着いたイスラエル人は、生活の基盤を確保すると、早速神殿の再建に取りかかりました。半年以上かけて、神殿の基盤が築かれると、民は皆、喜びの声を上げて主を賛美しました。
 しかし、困難はこれからで、この後のイスラエルは、神を賛美する神殿を築くために、多くの苦難に直面することになります。

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