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(2014-09-29の週報より)

「ソロモン」

  

『あなた方は、私たちの神、主と心を全く一つにし主のおきてに歩み、……主の命令を守らなければならない』(列王上8章61節)

一、神殿を建設したソロモン(列王上 6章ー8章)
 イスラエルの国は、ソロモンの時代に最も繁栄しました。新約聖書の中にも、主イエスがソロモンについて『栄華を極めた』といわれました (マタイ6章29節)。そんなソロモンの最大の功績は、神殿を建設したことです。
 神殿建設にかかった時間は、なんと7年 (6章38節)。神の臨在を示す場所として、一級の資材、技術、知恵、労力と、あらゆるものがささげられ、美しく豪華な神殿が建ちました。完成すると、ソロモンは祭司たちに命じて、主の契約の箱を至聖所に運び入れました。すると、神殿は神の栄光に満ち溢れました。列王上8章10、11節を読みましょう。
 その日、民の前でソロモンがささげた祈りと礼拝は、実に感動的なものでした。ソロモンは素晴らしい神殿を建設しましたが、そんな自分を誇るのではなく、神をほめたたえました。神がこのような地上の神殿に住む方ではないことを認め、それでも、ここで捧げられる民の祈りを聞いてくださいと、謙遜に祈りました (8章23ー53節)そして沢山のいけにえをささげ、民と共に主を礼拝しました。

二、ソロモンの繁栄(9章ー10章)
 ソロモンの祈りに答えて、主は三つのことをお告げになりました (9章3ー8節)。
? 神もこの神殿をこの神殿をご自分のものとして受け入れる。? ソロモンが主に従って歩むなら、王座を永遠に確立する。? もしソロモンとその子孫が主に背き、ほかの神々に仕えるなら、この宮もイスラエルの国もなくなり、国々の間で物笑いになる、という約束と警告でした。これは、神殿を建設している時から繰り返し告げられていたことでした (6章12ー13節)。主は何よりも、ソロモンが御自身に信頼して歩むことを望んでおられたのです。
 イスラエルはどの国より栄え、ソロモンの知恵の素晴らしさは外国にまで伝わりました全ては神が与えてくださった祝福でした。しかし、徐々にソロモンの心は神から離れてしまうのでした。

三、神に背くソロモン(11章1ー13節)
 1ー4節を読みましょう。主が禁じておられたにもかかわらず、ソロモンは多くの外国の女性と結婚しました。外国の妻たちがもたらした神々のために礼拝の場所まで造り、まことの神のみに従うことをやめてしまったのです。神殿建設の時、あれほど神をほめたたえ感動的な祈りをささげたソロモンとは別人のようです。
 9ー13節を読みましょう。ソロモンは、外国から妻を迎えることや偶像礼拝に対して、『ノー』とは言いませんでした。国どうしの関係を良くし、イスラエルに利益と安定をもたらすための政略結婚だったのです。しかし、そうした人間的判断がソロモンを神から離してしまったのです。神との約束を守らなかったソロモンには、裁きが宣告されました。
イスラエルはソロモンの死後、南北に分裂してしまいました。
 私たちも同じような誘惑に遭います。まことの神にしっかりと心を向け、惑わすものには『ノー』と言えるように備えなければなりません。

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