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(2014-01-12の週報より)

「いちばん大切な命令」

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 心を尽くし、思いをつくし、知性をつくし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。(マルコ12章30節)

一、律法学者の質問を受けて(マルコ12章28節)
 いろいろな質問ををもってイエスをことばの罠にかけようとやって来た人々がいました。それは、パリサイ人、ヘロデ党の人々、あるいはサドカイ人と呼ばれる宗教グループの人々でした。しかし、彼らの企みを見抜かれる主は、その人々が驚くような答をもって、彼らを屈服させてしまわれたのです。
 この様子を見ていた律法学者は、イエスの見事な回答を知り、自分も尋ねてみることにしました。『すべての命令の中で、どれがいちばん大切ですか』イエスという教師が最も重要としていること、その教の中心が何であるかを知ろうとしたのでしょう。それによって、この方の本質を見抜こうとしたのかもしれません。

二、いちばん大切な命令(29ー31節)
 すると、主は『いちばん大切なのはこれです』と語られて、申命記 6章5、6節に記されているみことばを示されました。『イスラエルよ。聞け。我らの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、知恵をつくし、力を尽くして、あなたの神、主を愛せよ』それから、次にレビ記19章18節にある『あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい』というみことばを示されました。この二つの箇所を示しながら、神を愛することと隣人を愛することの二つよりも重要な戒めはほかにはないと言われました。(マタイ22章36ー40節参照)いろいろな聖書の教えがあります。それらは神に向かう場合の戒めと隣人に向かう場合の戒めに分けられるとも言えるでしょう。そういう意味で、二つの戒めにかかっているということでもあります。しかし、そればかりではありません。それらの神のみ言葉をよく学び、そしてそれらに従うことは、究極的には神を愛することにつながります。また、神は私たちを愛しておられます。だから、神の愛される『隣人』を愛することは、神を愛する者にとって必然のことであるはずなのです。

三、『神の国から遠くない」(32ー35節)
 この律法学者は、決して批判的な態度で質問したのではなかったようです。できるだけ公平に、そして積極的にイエスを知ろうとしていたように思われます。彼はイエスの答えを聞いて、素直に『先生。そのとおりです』と認めるのです。しかも、神が唯一であることの確認とともに、主を愛し、隣人を愛することが、どんないけにえの儀式の行為より優れていると述べました。これは、当時の律法主義的な指導者の多い中で得られた驚くべき反応でした。
 この賢い返事を聞かれた主は『あなたは神の国から遠くない』と言われました。勿論、
それで救いを得られているわけではありません。どんなに立派な答えをしようと、律法の真髄を知っていようと、キリストの十字架による罪のゆるしを信じなければ『神の国から遠くない』という主の評価にとどまる以外にありません。

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