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(2013-11-24の週報より)

「救い主到来の預言」

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 ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。(イザヤ9章6節)
 一、イザヤの預言(イザヤ書の背景) 
 イザヤが活躍した BC 8世紀は、北の强大なアッシリヤ帝国によって、北王国イスラエルが滅亡させられる(BC 722年)時代であって社会的な動揺の大きい時でした。北王国イスラエルは、滅亡する前、近隣のアラムと連合軍を組織してアッシリヤと戦おうとし、その協力を、兄弟国である南王国ユダに求めてきました。ユダのアハズ王がそれを拒否すると、アラムとイスラエルはユダの首都エルサレムに攻めてきました。

二、男の子誕生の預言(イザヤ7章14節)
 慌てふためく南ユダ王国の王アハズのもとに、神は預言者イザヤを遣わし、みことばを与えます。『気をつけて、静かにしていなさい。恐れてはなりません』(4節)なんと力強い励ましでしょう。                            
 神はアラムと北イスラエル王国の敗北を約束し、更に、遠い将来を見据えた神の素晴らしい救いのご計画の一端をお示しになりました。この時の神とアハズ王のやりとりはとても印象的に描かれています。
 神はアハズ王に、この約束が確かであることを保証する『しるし』を求めるように命じられます。しかし、アハズ王は断ります。『主を試すようなことはしない』(12節))と、一見立派な答えをしましたが、実のところ、神の約束をあまり期待していなかったのではないでしょうか。そこで主は、アハズ王にご自身のほうからしるしを示されました。
『インマヌエル(神がともにおられる)』と呼ばれる男の子の誕生がそのしるしでした(14節)アハズ王の時代に、しるしとなったこの男の子の名前は、後の時代に訪れる、さらに大いなる神の救いをも指し示していました (マタイ1章22節)。

三、主権者であるみどりご(イザヤ9章1ー7節)
 さて、その後の南ユダ王国の、それからの歩みには、苦難と混乱が予想されました。血なまぐさい戦争への恐怖は、いよいよ彼らに近づいてくるように感じられました。しかし、主は彼らを憐れみ、暗闇の中に光を示し続けられました。9章では再び、しるしとして生まれる男の子について語られます。その子にはさらに『不思議な助言者、力ある神、平和の君』という名がつけられます (6節)。ここでは、もはや、アハズ王の時代におけると言うよりは、後の世に実現する神の救いの御業を表していたと言うことができるでしょう。なぜなら、人の歴史において『力ある神』と呼ばれうる人物は、私たちに示された救い主イエス以外にいらっしゃらないからです。
 神の素晴らしいお約束が、こうして、イスラエルの民が暗闇の中を歩んでいた時、確かな希望、また壮大なビジョンとして示されていたことを覚えましょう。

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