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(2013-09-15の週報より)

「ヨハネの使命」

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  主の御前に先立って行き、その道を備え、神の民に、罪の赦しによる救いの知識を与える。  (ルカ1章76?77節)


一、ザカリヤへのお告げ(ルカ?章5ー23節)
 イエスがお生まれになる少し前のことです。祭司ザカリヤは、くじに当たり、神殿に入って香を焚くという努めに選ばれました。一生に一度というこうこの栄えある努めのためにザカリヤが神殿に入り、香を焚いていると、何とそこに御使が現れたではありませんか。ザカリヤは不安と恐ろしさでいっぱいになりました。しかし、御使はザカリヤに素晴らしい知らせを伝えに来たのでした。13ー17節を読みましょう。ザカリヤと妻エリサベツには、子供がありませんでした。子の誕生を願う二人の祈りは、長い間熱心にささげられていたことでしょう。しかし、年をとるに連れ、少しづつ疑いの気持ちが生じ、やがてそれは諦めと絶望へと変わっていったのではないでしょうか。ですから、ザカリヤは御使のことばを、素直にそのまま受け入れることができなかったのです。18節を読んで下さい。
 主のおことばは確かです。私たちのわずかな知恵による判断や経験などよりもはるかに確実なのです。私たちはザカリヤのようではないでしょうか。目に見える状況に目を奪われて、みことばを疑い、諦めの気持ちで『現実』に流されている、そんなことはないでしょうか。
 しかし、主は、確かにザカリヤ夫婦の祈りに耳を傾けていてくださったのです。そして思いがけない時に、ザカリヤの願いを、人間の思いをはるかに超えた素晴らしい形でかなえてくださいました。主がザカリヤ夫婦に授けてくださった子は、救い主が現れる前に、民の心を神に向けさせる、という素晴らしい使命を与えられていたのです。ところが、ザカリヤは主のことばを疑ったために、子供が産まれるまで、口をきくことができませんでした。
二、エリサベツの受胎とヨハネの誕生(ルカ 1章 24、25、57ー66節)

 主のおことばどおり、エリサベツは見もごり男の子を産みました。当時、男の子には父親の名前をつけるという慣習がありましたが、エリサベツもザカリヤもその子を『ヨハネ』と名づけました。名づけた途端、ザカリヤは口がきけるようになり、神を賛美しはじめたのです。この不思議な出来事に、周りの人々は驚き、ヨハネが、確かに主の特別な導きのうちに生まれた子供であることを感じたです。

三、ザカリヤの讃歌(67ー80節)
 67ー79節のザカリヤの讃歌を読みましょう。この歌に貫かれているのは、主のお約束の確かさへの賛美と感謝の思いです。イスラエルの民は、長い歴史の中で、救い主を与えてくださる、という神の約束を信じ、その成就を待ち望んできました。その約束を確かに成し遂げようとしてくださる主に、ザカリヤは心から賛美をささげたのです。そして愛する我が子が、その救い主のために道を備えるという大切な使命を与えられていることを心から喜び、感謝したのでした。

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