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(2013-08-11の週報より)

「パウロのアテネでの説教」

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 この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住みになりません。              (使徒17章24節)

一、パウロの憤り(使徒17章16、17節)
 パウロが訪れたアテネの町には、壮大な神殿が立ち並び、様々な木や石や金銀で造った偶像があふれていました。アテネの人々の考えは、すべて、人間中心主義であり、神々でさえ人間の造ったものでした。また彼らは、人間ばかりではなく、思想や才能、芸術などをも神々のようにあがめていました。
 パウロは、このような有様を見て心に憤りを感じました (16節)。真の生ける唯一の神のために、この堕落した罪の状態を憤ったのです。特に、『知られない神に』とまで刻まれた祭壇を見つけた時には、彼らの偶像崇拝の哀れな限界を強く感じました。次から次へと偶像を刻み続けても、心の満足や確信はなく、まだほかにも神があるのではないかと、暗闇を手探りで歩くようにして探し続け、ついに自分たちのまだ知らない神々もあるかも知れないと『知られない神に』とまとめて刻むに至ったのでしょう。
 パウロは、会堂で教え、広場に出て行っては、そこにいる人々に福音を伝えました。

二、アレオパゴスで語る(18ー31節)
 このようなパウロに対して、人々は、二通りの反応を示しました。18節を読みましょう、「おしゃべり」というのは、アテネの俗語で、軽蔑を込めた言い方です。一方、新しいものの好きな人々は『新しい教え』(19節)や『珍しいこと』(20節)を聞くために、アレオパゴスの議会に連れて行きました。アレオパゴスの真ん中に立ったパウロは、アテネの文化人たちを相手に、公に福音を語ることになったのです。
 説教の冒頭の言葉(22節) は、痛烈な皮肉ともとれますが『あなた方が知らずに拝んでいるものを、教えましょう』とパウロは、人々の心をまづとらえてから、語り始めました
 パウロの説教をまとめてみましょう。
1、創造主である主=まことの神は『この世界とその中にあるすべてのものをお作りになった』お方であり『天地の主である』である。(24節)
『神は、すべての人にいのちと息とをお与えになった』(25) 『神は一人の人からすべての国の人々を造り出し』た(26節)。
2、支配者である神『天地の主』である神は『時代とその住まいの境界を支配する(26)。
 神は人間のすべての営みに介入されるので、求める者はだれでも神を見出すことができる』(27節)。
神を、被造物である人間が造った『像と同じものと考えてはいけません』(29節)。
3、審判者である主神は『すべての人に悔い改めを命じておられます』(30節)。
 神は、イエスを『死者の中からよみがえらせることによって』神の裁きが確実に行われる日があることを示された (31節)。

三、人々の反応(32ー34節)
 さて、このパウロの説教を聞いた人々の反応はどうだったのでしょうか。人々の中には嘲笑って去った人々もいましたが、信じた人もいました。
 私たちの周りにも、アテネのように、たくさんの偶像があります。あなたは、偶像ではなく、天地を造られた神を信じますか。

*主題=礼拝すべきお方は、天地の主のみである。 

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