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(2012-12-30の週報より)

「シメオンとアンナ」

  

 御救いはあなたが万民の前に備えられたものです。 (ルカ2章31節)
  
一、シメオンの賛美(ルカ 2章25−33節)
 イエスがお生まれになってから40日後、まりやとヨセフは、ユダヤ人の慣習に従い、イエスを上におささげするために主の宮に連れていきました。二人がイエスを抱いて宮に入って行くと、そこにはシメオンという名の一人の老人がいました。シメオンは『正しい敬虔な人で』旧約聖書に昔から予言されている救い主を、心から待ち望んでいる人でした。シメオンは、一目で、赤ちゃんのイエスがその救い主であることを悟りました。そしてイエスを自分の腕に抱き取り、神をほめたたえたのです。シメオンは救い主イエスが、ユダヤ人だけではなく、当時ユダヤ人が異邦人と呼び軽蔑していた外国人も含め、すべての人を罪の縄目から開放し、神の導きによって生きることができるようにしてくださることを高らかに宣言しました。シメオンは何によって、このことを悟ったのでしょうか。
25節に『聖霊が彼の上にとどまっておられた』とあります。シメオンが、イエスを救い主であることを知り、神のご計画を正しく悟ることができたのは、聖霊に教えていただいたからなのです。皆さんが、それぞれ不思議な導きで、イエスを信じるようになったのも、そしてみことばの意味を理解したり、これに従うことができるのも、聖霊が私たち一人一人に働いてくださり、導いてくださるからなのです。

二、シメオンの預言(34、35節)
 シメオンはまた、聖霊に示されるまま、イエスの将来について大切な預言をしました。
それはやがて、母であるマリヤにとって、心を剣で貫くような悲しい出来事が起こるということです(35節)。それから30年ほど後、イエスが十字架の上で死ぬのを目の前で見ることになるのです。?ヨハネ3章16節に『キリストは、私たちのために、ご自分の命をお捨てになりました。それによって私たちに愛がわかったのです』とあります。イエスがこの世に生を受けられたのは、それを私たちのために投げ出すためでした。私たちの身代わりとして十字架の上で罰を受け、いのちを捨ててくださるためにイエスはお生まれになったのです。これは、私たちに対する神の深い愛の表れです。この出来事のゆえにこそ、今、私たち罪ゆるされ、神の平安と喜びをいただいて生きることができるのです。

三、アンナの感謝(36−38節)
 その日、もう一人、救い主イエスを主の宮でお迎えした人がいました。その人は女預言者で名をアンナと言い、とても歳を取っていました。アンナは若い時夫を亡くしてから、長い間やもめ暮らしの間、いつも主の宮で救い主の誕生のため祈り続けた人でした。神は、信じて祈る者の祈りにに必ずこたえてくださる方です。アンナは、神のご配慮によって、イエスの宮詣での時にちょうどその場に居合わせ、その目で、救い主のお姿を見ることができたのでした。アンナは神に感謝をささげ、早速人々に幼子イエスのことを伝えました。
 シメオンもあんなも、けっして身分の高い人々ではありませんでしたが、心から神を信じ、救い主を待ち望んでいました。外見や境遇より心をご覧になる神は、二人にちゃんと目を留め、救い主に合わせてくださるのです。

* 12月30日、シメオンとアンナ 聖書箇所=ルカ2章22−38

* 救い主の誕生を待っていた人たち。

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