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(2012-11-11の週報より)

「12人の偵察隊」

  

 『主が私たちとともにおられるのだ。彼らを恐れてはならない』(民数記14章9節)

一、カナン偵察とその報告(民数記13章)
 エジプトを出た次の年、イスラエルの人々はバランの荒野まで来て、ようやく目的地のカナンに近づきました。そのカナンの地を偵察するために、モーセは主に命じられて、12部族の族長たちを斥候として遣わしました。その12人の中に、ユダ部族のエフネの子カレブとエフライム部族のヌンの子ヨシュアとがいました(13章1ー16節)。
 12人の斥候はカナンの地の南、ネゲブを通ってヘブロンへ行きます(21、22節)。そこにはアブラハムとイサクとヤコブの妻、サラとリべカとレアが葬られていました。彼らはさらにエシュコルの谷まで来て、一房のぶどうを切り取りました。それは二人がかりで担がねばならないほど大ききなものでした。40日後に宿営地カデシュに戻った彼らは、持ち帰った果物を見せて、カナンは乳と蜜の流れる地であると報告しました。しかし、その地には強い先住民族がいて強固な城壁の町々を築いており、自分たちには勝ち目はないと云い(27―29節)、カレブが『私達はぜひとも、登って行って、そこを占領しよう。必ずそれができるから』と言っても、ヨシュアを除く十人は、カナンの地にいる民は巨人であって『私たちには自分がいなごのように見えた』と悲観的な報告をしました (30―33節)。

二、全会衆の落胆と反抗(14章1ー10節)
 偵察隊の報告を聞いて、イスラエルの人たちは大声で叫び、泣き明かし、モーセとアロンに呟きました (1、2節)。これまで彼らは数々の主の恵と力ある御業を経験してきたにもかかわらず、そのすべてを忘れて、主と主の立てられた指導者に反抗したのです(4節)。
ヨシュアとカレブが彼らを説得して『主にそむいてはならない……主が私たちとともにおられるのだ』(7ー9節)と信仰に立つことを勧めても彼らは聞く耳をもたず、かえって二人を石で打ち殺そうとする始末でした。問題の解決には、主の御介入しかありません(10節)。

三、モーセの取り成し(14章11ー39節)
 神はモーセに『この民は、いつまで私を侮るのか』と問い、疫病で滅ぼそうとされ決意されます (11,12節)。それに対してモーセは、エジプトから民を導き出した神とその力と栄光が表される為に、この不信の民を滅ぼさないようにと懇願し『主は怒るのにおそく、恵豊かである』お方なので『どうか……あなたの大きな恵によって赦してください』と祈ります (13―19節)。その執り成しを聞いて、主は『あなたのことばどおりに赦そう』と言われ、民は滅びを免れます(20節)。しかし何度も反逆した民は、その咎を負って『40年の間」荒野を放浪するうちに、カレブとヨシュアを除く全員が死ななければならなくなります(21―39節)。こうして約束の地カナンに入ることが許されるのは、ほとんどが代替わりした新しい世代の民となります。主は私たちに、何よりも信頼することを求めておられます。目に見える状況に惑わされることなく、その状況の背後にあって全てを支配しておられる主ご自身を信じることを求めておられるのです。  

*11月11日    12人の偵察隊、     聖書箇所=民数記13、14章

主題=目に見える状況に惑わされず、決然として神の導きに従いましょう。

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