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(2012-11-04の週報より)

「十戒」

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心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。(マタイ22章37節)


 エジプトを出たイスラエル人は、約3ヶ月目に、シナイ山の麓に到着し、そこに宿営ししました。(出エジプト記19章1、2,節)
 シナイ山については諸説があって、確定することが困難です。最も有力視されるのはジョベル・ムーサ (アラビヤ語で【モーセの山】の意)で、その中腹に聖カタリナ修道院があります。現在
聖地旅行のルートになっているシナイ山はここです。
 このシナイ山にモーセは登り、イスラエルが神と契約の民となるしるしとして律法を授けられます。その最初に授けられるものが『十のことばで(十戎)『主はそれを二枚の石の板に書きしるされた』(申命記4章13節)。『十戎』は、すべての律法の基本となるものです。これを守ることで、イスラエル人は『祭司の王国、聖なる国民 (神の民) となる』ことを約束されました(出エジプト19章5、6節)『十のことば』は、第一?第四の神についての戒めと、第五?第十の人についての戒めという具合に、大きく二つに分けられています。

一 、第一 ?第四の戒め(出エジプト20章1ー11節)
 冒頭の『わたしは、あなた(イスラエル) をエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、
あなたの神、主である』は、『十戎』の序文と見なされます。
 まず、神についての戒めを見ましょう。?この救いの神の他に神を頂かず、?人の意のままになる偶像を造ることも拝むこともせず、?神の御名をみだりに唱えず、?この神を礼拝するために安息日を聖別する(私たちは『主の日』を大切にする)ことは救いの恵を深く味わった者であればあればあるほど聖霊に導かれつつ喜びと感謝をもって救い主である神にのみ仕える歩みの中で自然に守ことができるようになるのです。

二、第五?第十の戒め(出エジプト20章12—17節)
 すべての人は、人間として共同体の中で生きる。その最小の単位が夫婦と親子からなる核家族です。人に対する戒めは?『あなたの父と母を敬え』と子に命じることから始まります。聖書は、両親が主イエスの愛をもって子を育て『子供を怒らせてはいけません』と教えます(エペソ6章4節)?殺すな、?姦淫するな、?盗むな、?偽証するな、?隣人のものを欲しがるな、と戒めているのは、神に喜ばれる(神の栄光を表す) 健全な共同体(又は社会・国家)を建設するためです。

三、第一の戒め・第二の戒め(マタイ22章37—39節)
 キリストは、十の戒め『十戎』を二つにまとめられました。前半を『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』とまとめて『第一の戒め』とし、後半をあなたの隣人を自分と同じように愛せよ』と、まとめて『第二の戒め』とされました。この二つは表裏一体で、救い主である神を愛することが隣人を愛することにつながり、隣人を愛することが神を愛するあかしとなって、律法を全うすることになるのです
ローマ13章8、9節を読みましょう。

* 11月4日、 『十戎』   出エジプト20章、マタイ22章37—39節

 主題=神は従うべきおきてを示される。

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