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(2012-08-12の週報より)

「アテネにおける説教」

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 この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから手でこしらえた宮などにはお済みになりません           (使徒17章24節)

一、パウロの憤り(使徒17章16—17節)
 パウロが訪れたアテネの町には、壮大な神殿が立ち並び、さまざまな木や石や金銀で作った偶像があふれていました。アテネの人々の考えは、全て人間中心主義であり、神々でさえ人間の造ったものでした。また彼らは、人間ばかりでなく、思想や才能、芸術などをも神々のように崇めていました。
 パウロは、このような有様を見て心に憤りを感じました(16節)。真の生ける唯一の神のために、この堕落した罪の状態を憤ったのです。特に『知られない神に』とまで刻まれた祭壇を見つけた時には、彼らの偶像崇拝の哀れな限界を強く感じました。次から次へと偶像を刻み続けても、心の満足や確信はなく、まだほかにも神があるのではないかと、暗やみを手探りで歩くようにして探し続け、ついに自分たちのまだ知らない神々もあるかもしれないと『知られない神に』とまとめて刻むの至ってしまったのでしょう。パウロは、会堂で教え、広場に出ていっては、そこにいる人々に福音を語りました。

二、アレオパゴスで語る(18—31節)
 このようなパウロに対して、人々は二通りの反応を示しました。18節を読みましょう。『おしゃべり』というのは、アテネの俗語で、軽蔑を込めた言い方です。一方、新しいもの好きの人々は『新しい教え』や『珍しいこと』(19、20節)を聞くために、パウロをアレオパゴスの議会に連れて来ました。アレオパゴスの真ん中に立ったパウロは、アテネの文化人たちを相手に、公に福音を語ることになったのです。
 説教の冒頭のことば (22節) は、痛烈な皮肉ともとれますが『あなたがたが知らずに拝んでいるものを、教えましょう』とパウロは、人々の心をまずとらえてから、語り初めました。
 パウロの説教をまとめてみましょう。
1、創造主である神
 まことの神は『この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった』お方であり『天地の主』である (24節)。
『神はすべての人に、いのちと息と万物をお与えになった』(25節)。
『神は、ひとりの人 (アダム) からすべての国の人々を造り出し』た (26節)。
2、支配者である神
 『天地の主』である神は『時代と、その住まいの境界 (国土) 』を支配する (26節)。
   神は、人間のすべての営みに介入されるので、求めるものは誰でも神を見出すことが出来る (27節)。 
 神を、被造物である人間が造った『像と同じものと考えてはいけません』(29節)。
3、審判者である神
 神は『すべての人に悔い改めを命じておられます』(30節)。
 神は、イエスを『死者の中からよみがえらせることによって』神のさばきが確実に行われる日があることを示された (31節)。

三、人々の反応(32—34節)。
 さて、このパウロの説教を聞いた人々の反応はどうだったでしょうか。人々の中には嘲笑ってさった人々もいましたが、信じた人もいました。私たちの周りにも、アテネのように、たくさんの偶像があります。あなたは偶像ではなく、天地を造られた神を信じますか。

* 8月12日    アテネにおける説教    聖書箇所=使徒17章16—34節 

聖書箇所:登録なし
福音書の主な出来事:該当なし



 

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