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(2012-06-23の週報より)

「ステパノ」

  

 主よ。この罪を彼らに負わせないでください。

            使徒7章60節
 
 一、評判の良い人(6章)
 信者の数が増え続けていた初代教会で、使徒たち以外に新たな責任者を選びました。きっかけは、言葉の行き違いによって生まれたトラブルです。協会員の中には、使徒たちのようにユダヤ本来のヘブル語を話す人々と当時の国際語であったギリシャ語を話す人々がいましたが、たぶんそのことから、貧しい人々への食糧の配給に不公平が起こりました
(1節)。しかし、大勢の教会員の不満を解決するために使徒たちが気を使ってばかりいればキリストの救いを伝えるという、一番肝心な務めが十分できなくなります(2節)。それで教会員の日常生活などに気を配る責任者を選ぶことを、使徒たちが提案しました。それに全員が賛成したので、早速、御霊と知恵に満ちた評判の良い7人を選び、任命しました(3−6節)。その結果、使徒たちも十分に、祈りと御言葉を伝える奉仕ができるようになり、キリストの福音はますます広まっていったのです(7節)。
 さて、7人のトップに選ばれたステパノは、恵みと知恵に満ちた人で、与えられた役割を忠実に行ったばかりではなく、伝道に励み、多くの不思議な業としるしを行いました (8節)。けれど、世の中には、どんな立派な人のことも素直に受け入れず、かえって陥れようとする人々がいます。9節の『リベルテンの会堂に属する人々』もそういう人々でした。彼らは、ステパノをやり込める目的で議論を仕掛けました。しかし、どんなに向かっていっても、御霊の導きによって語るステパノに対抗することができません。それで悔しさのあまり、群衆やユダヤ教の指導者たちを誘って偽りの証言をさせ(11、13、14節)、彼を議会に訴えたのです。

二、ステパノの殉教(7章)
 しかし、ステパノが逮捕されて、ユダヤの最高議会に引き出されたことは、キリストを信じない議員たちに、心理を伝える良いチャンスです。ステパノは、訴えの内容が真実かどうか質問する大祭司の前で、先祖アブラハムの時代にさかのぼって、神のご計画と先祖たちの犯した罪を語り始めました ( 2ー50節 )。そして、未心に背いて、キリストを十字架につけ、今もなお聖霊に逆らい、悔い改めようとしないユダヤ人の罪を厳しく追求したのです (51ー53節)。説教を聞いていた人々は話が自分たちの罪に及ぶと、悔い改めるどころか、かえって激しく憤りました。そしてステパノを街の外に連れ出して、石で打ち殺してしまいました。しかし、聖霊の導きに従ったステパノは、彼をしに追い込んでいる人々の救いさえも祈らずにはいられなくなるような (60節)、愛の心を与えられていたのです。そして彼は、天にいらっしゃるイエス・キリストを仰ぎ見ながら、安らかに永遠の御国に召されました (55節)。

 私達も聖霊に満たされ、聖霊の導きに従って歩み続けましょう。心から人を愛し、自分の罪が赦されたように人をゆるし、輝いた人生を送ることができるように祈りましょう。

* 6月24日  

主題 キリストの心を持ったステパノ
聖霊に従う者は,キリストのように敵をゆるす者となる。

聖書箇所=使徒 6、7章

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