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(2012-02-12の週報より)

「タラントのたとえ」

  

  勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。   (ローマ12章11節)

not lagging in diligence, fervent in spirit ,seving the Lord. Romans 12 : 11
                                                
 イエスのたとえ話は、すべて天の御国をテーマにしています。第1回(マタイ13章) では天の御国はどのようなものであるか、第2回(マタイ18章}では天の御国におけるあり方、そして第3回 (マタイ25章)では天の御国におけるさばきが、それぞれ語られているここでは、ゆだねられた賜物と、それに対する責任が問われています。

一、忠実なしもべと不忠実なしもべ(マタイ25章14ー30節)
 イエスは、近いうちにご自身が天の御国に帰らなければならないことをご存知でした。そこで、弟子たちに、ご自分が去られた後、どのようにこの地上での生活を過ごすべきかを、たとえ話を使ってお語りになりました。
 登場人物は、主人と三人のしもべたちです。主人は旅に出る前に一人一人のしもべたちに、財産を預けることにしました。それぞれの能力に応じ、一人には5タラント、もう一人には2タラントそして最後の一人には1タラント渡したのです。1タラントというのは当時の労働者の約16 年分の賃金に値するかなりの額ですから、いちばん少なく与えられたしもべでも、相当の財産を預けられたことになります。
 さて、5タラント与えられたしもべと2タラント与えられたしもべは、預けられた財産を資本に、熱心に商売をしました。そしてそれぞれ財産を2倍にも増やしたのです。ところが1タラント預けられたしもべは、せっかくの財産を地面に埋めて隠してしまいました
 しばらくして主人が旅から帰って、しもべたちと精算をしました。主人のために忠実に働いて財産を増やした二人のしもべたちは、主人からほめられ、さらに多くのものが与えられましたが、主人を信頼せず財産をそのままに放置しておいたもう一人のしもべは、その1タラントすら取り上げられてしまったのです。

二、たとえ話の意味
 さてこのたとえ話を通して、私たちは大切なことを学ぶことができます。
 第一に、これらのしもべたちと同じように、私たちも、一人一人神から豊かに賜物を与えられているということです。私たちが生まれつき持っている才能、時間、健康は、すべて神から与えられたものであり、全部を合わせると、相当の財産なのです。『私には取り立てて優れたところなどない』などということはできません。どんなに少なく見積もっても、1タラントに相当する賜物は必ず与えられているのですから。
 第二に、私たちは神から預づかっているこれらの大切な賜物を、神のために用いなければならないということです。主人のために一生懸命働いたしもべたちは、ちゃんと財産を増やすことができ、主人からとてもほめられました。私たちも与えられた賜物をフルに活かして、神のお役に立とうとする時、神はその心がけを喜んでくださり、大いに祝福してくださるのです。

 第三に、そのように神のために賜物を用いる人は、ますます賜物が豊かにされるということです。普通、物は使えば磨り減るというのが一般常識ですが、賜物に限りこの常識は決して当てはまりません。5タラント儲けたしもべは、儲けた財産だけではなく、不忠実だったしもべの財産まで与えられました。このように、神は私たちをただ働きさせるような了見の狭いお方ではなく、ご自身のために働く者には、大いに報いてくださるのです。
私たちは一人一人、神に必要とされている、尊い存在です。神のために生き生きと仕えることができる道が、それぞれに豊かに備えられているのです。神に自分の人生をおゆだねしようとする時、神は皆さんのうちに豊かに秘められた賜物を、余すことなく引き出し必ず用いて下さいます。

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