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(2011-08-21の週報より)

「シモンペテロ」

  

わたしについて来なさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。(マタイ4章19節)

I will make you fishers of men. (Matthew 4 : 19 ) new International Version

一、イエスの力(ルカ5章1−7節)
 イエスが神のことばを伝え始めてそれほどたたない頃のことです。すでにたくさんの人がイエスの話を聞きに来るようになっていました、あまりに人が多いので、イエスは、漁を終えて網を洗っていた漁師のペテロに頼んで舟を湖に出してもらい、舟の上から岸にいる人々にお話しになりました。3節を見ると『シモン』とありますが、これがペテロです。ペテロは以前、兄弟のアンデレに連れられてイエスに会いに行ったことがありますが、この時にイエスがペテロという名前をつけてくださったにです (ヨハネ1章40ー42節)。
 お話が終ると、イエスはペテロに舟を沖に出して魚を取るようにおっしゃいました。実はペテロたちは前の晩に一晩じゅう漁ををしていたのですが、何度網を下ろしても魚は一匹も取れなかったのです。イエスがペテロのところにいらっしゃったのは、何も取れないまま漁から戻ってきて暗い気持ちで網を洗っていた時でした。きっと疲れきっていたはずです。もう一度沖に行って網を下ろしたくはなかったのでしょう。それに、イエスはもともと大工ですから (マルコ6章3節)、魚や湖のことなら漁師であるペテロのほうがよほど詳しいのです。
 けれど、ペテロはイエスのことば通りにしました。5−7節を読みましょう。どうせ何も取れないだろうと思っていたのかもしれませんが、イエスのことばに従った時、びっくりするほどの魚が取れたのです。

二、罪を自覚する(ルカ5章8、9節)
 5節ではイエスを『先生』と呼んだペテロが、8節では『主よ』と呼びかけていることに注目して下さい。ペテロはイエスが権威あるお方だということを知りました。『このお方は、私の心の中まで見通しておられるに違いない』ペテロは、自分の心が罪でいっぱいであることを自覚して恐れおののき、イエスの足元にひれ伏して告白したのです。

三、イエスに従う(ルカ5章10、11節)
 ペテロだけではありません。仲間のヤコブやヨハネも同じでした。イエスは、ひれ伏すペテロに優しいことばをおかけになりました。10節を読んで下さい。『人間をとる』とは、人々をイエスのところに連れて来ることです。イエスはペテロに大切な使命を与えて下さったのです。
 どんなにペテロはうれしかったでしょう。自分の心が罪深いことを自覚してすっかり沈み込んでいたところに、素晴らしい使命が与えられたのです。ペテロたちは、舟を岸に着けると、仕事も、舟も、何もかも捨てて、イエスに従いました。イエスの弟子となり、イエスと一諸に生活しイエスのおいでになる所にはどこへでも一諸に行くのです。
 イエスは私たちにも『私についてきなさい』とおっしゃっています。これは私たちが皆、家を捨て、仕事を捨ててイエスに従わなければならないということではありません。ほかのものではなくイエスを自分の生活の中心に置くということなのです。

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