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(2011-03-06の週報より)

「ナルドの香油」

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主に喜ばれることが何であるかを見分けなさい。(エペソ5章10節)

 

一、ユダヤ人陰謀(マタイ26章1−5節)
 あと二日立つと、ユダヤ人の三大祭の一つである『過ぎ越しの祭』になるという時のことです。イエスは、ご自身が十字架につけられる日のことを知っておられました。
  一方、ユダヤ人たちは、ラザロのよみがえりの奇跡の後に大祭司カヤパの家に集まり、イエス殺害の計画を立てました。しかも、この過ぎ越しの祭の終りにそれ を実行しょうというのです。イエスに信頼を寄せている民衆が騒ぎを起こし、かえって自分たちの立場が不利になることを恐れたからです。


二、主の埋葬の備え(マタイ26章6ー13節)
 こうした緊張のさなかのことです。イエスがシモンという人の家におられると、一人の女性がたいへん高価な香油の入った石膏の壷を持ってイエスのところに来ました。そして、イエスの頭にその香油を注いだのです。部屋中に、その香りが漂ったことでしょう。
 しかし、ある弟子はそれを見て憤慨しました。無駄なことと考えたのです。高価なものでしたから、売れば相当の金になったと主張します。しかし、そうした姿勢には女性の行為にに対する理解の態度も、そしてイエスへの尊敬の思いもありません。
  それに対して、イエス『わたしに対してりっぱなことをしてくれた』とおっしゃいます。しかも『わたしの埋葬の用意をしてくれたのです』とつけ加えられまし た。この女性(ベタニヤのマリヤ) が自分の意味をすべて知っていたかどうかはわかりません。しかし、       イエスを愛して、熱心にみことばに耳を傾けていた(ルカ10章38ー42 節) この女性は、不思議に主のみこころに近づけられていたのだと思われます。さらに、世界中のどこでも、福音が宣べ伝えられるところなら、この人のした事も語 り伝えられてこの人の記念になるとイエスはおっしゃっていました。
 イエスは『世界中』と言われました。この時点ですでに、福音が世界中に宣べ伝えられることをも示しておられたのです。そして、イエスの十字架の死という形で救いの御業が成されることを、期せずして示したこの女性の行為を通して、福音書の記者も正確に記録しました。


三、ユダの裏切り(マタイ26章14ー16節)
 イエスの御業に対する信仰者の不思議な応答の一方で、イエスの弟子であるユダは祭司長たちとイエスを引き渡す約束を交わしたのです。その時彼は、その報酬として銀貨30枚を受け取りました。このことがイエスの十字架につながるのです。
 高価な香油を注いで、イエスの埋葬に備えをする信仰者の愛の行為と、銀30枚を受け取って、イエスをユダヤ人に売り飛ばす裏切り者の行為のどちらもがキリストの救いのご計画に用いられていたという事実に驚きを覚えませんか!
 そして、どちらの行為も将来のクリスチャンの記憶にとどまり続けるのです。主を愛する者とそうでない者の応答の違い、そこに働かれる神の特別な導きのことを思います。
 主の前に幸いな選択と歩みをしたいものです

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